武将名 | ばんいく ぶんひん | |
万彧 文彬 | 「聞いてくれ! 君を暴君にしたくないんだ!」 はじめ県令だったが、孫晧と仲が良く、孫休死後は孫晧即位のため尽力した。この功によって成り上がり、多くの政敵を讒言して失脚させ、自らの地位を確立したが、孫晧の横暴に嘆息。これを問い詰められて憤死してしまったという。 | |
コスト | 1.0 | |
兵種 | 歩兵 | |
能力 | 武力3 知力3 征圧力2 | |
官職 | 文官 | |
特技 | 攻城 | |
将器 | 捕縛術 復活減少 地の利 | |
計略 | 滅私奉公 | 兵力が徐々に回復する。ただし武力が下がり、城に戻れなくなる |
必要士気2 | ||
Illustration : じんてつ | Character Voice : こばたけまさふみ |
孫晧に阿った佞臣と言われる呉末期の丞相がシリーズ初登場。
数値スペックは高めかつ特技攻城を持つが、兵種は歩兵。
1コストとはいえ兵種アクションができない欠点は大きく、単純にスペックで採用するのは難しい。
そのため、採用にあたっては必然的に計略を意識することとなる。
将器は計略を活かすなら捕縛術がおすすめ。単純に復活減少も悪くはない。
計略「滅私奉公」は変わったタイプの回復。
自身の武力を-3し、さらに約1秒ごとに兵力が14%も回復する。
その代償で帰城は不可能になる、正確に言えば自城内エリアに入れなくなる。つまり転進計略であれば帰城可能。
効果時間は6.7c(Ver.2.5.0A)。
効果時間中の回復量は210%にも及ぶ。
その回復量たるや、武力10近く差が付いた相手でも粘りが効くほど。
計略中は武力0の歩兵になるため相手に与えるダメージは皆無だが、回復を活かして防護戦法の亜種のような使い方ができる。
回復という性質上、兵力ミリからでも使いやすいのは防護戦法には無い利点。
単独で見た場合、特技攻城を活かした端攻めの投げ捨て要員としての運用が一番実戦的。
同コスト武将ではそうそう止められないため、状況次第では高コスト武将を釣ることもできるだろう。
一方で号令と重ねればデメリットはある程度緩和できるがリターンが大きいとは言えず、逆に号令の強みを殺すことになりかねない。
守城時に使うこともできなくはないが、城内エリアに入れないため突撃マウントには非常に弱い。
コンボを視野に入れるなら、最有力候補は孫綝の「独裁者の粛清」。
重すぎるデメリットをほぼ帳消しにするほどの回復量を生み出すので、効果が切れることに気をつければ相性は良いと言える。ただし、
・万彧の計略を先撃ちしないと万彧以下の武力の1コストが先に落ちてしまう
・減少→回復の処理順になりやすく、瀕死状態で計略を使用すると回復せずに撤退してしまう可能性がある
・攻撃を一切受けない状態でギリギリ打ち消している状態なので被弾厳禁
と運用上の注意点は多く、割と繊細な動きが必要となることは忘れずに。
また、孫綝の計略は自身が撤退or雲散等されるまで持続する一方で万彧の計略は6.7cで切れることもネック。
号令中はほとんどの士気を万彧に回す必要があり、他の計略に割く余裕がない融通のきかなさが悩ましい。
転進計略で城内に戻らせれば少しは回復量は上回るが、効果が切れる前に城から出さないとすぐに兵力が減り始めるので実用的ではない。
Ver.2.5.0A