ごめんなさい。ここのレスに気付きませんでした(苦笑)。遅レスです。
>なかやさんのところの分割コロガシシュミレータの場所がわからない
確かココに置いてあったんじゃないかしら・・・・・・?最近カズキング1031さんもダウンロード出来たらしいんで、無くなってはないとは思うんですが・・・・・。なかやさんもちょくちょく細かいみんなが気付かないようなトコ変更しますからねえ(笑)。
>本命サイドと穴サイドの場合、律速段階を過ぎたあとの資金の増え方は違いがあるんでしょうか?
トータルの「殖え方」に関しては、どちらもあまり変わりありません。ただし、利殖スピードそのもので語るなら、一般には本命側の方が有利です。と言うのも、連勝の確率がやっぱり高いからなんですね。続けざまに引っ掛かれば、それこそ爆発的にそこで利殖スピードが跳ね上がるから、です。反面、穴の方はやはり的中するまで時間が掛かるので、一発の返りは大きいですが、また引っ掛かるまで時間を要します。 -- 亀田? 2006-07-29 (土) 09:22:08
>つまり1番人気の勝率×2番人気の2着率+1番人気の2着率×2番人気の勝率ですから20%にはならないでしょう。
これはごもっともな指摘だと思います。
一応、僕の見解では1番人気の連対率×2番人気の連対率、と言うのは馬連の出現頻度を語る上で近似式とすれば依然有効だとは考えています。
問題は次のような事です。
正確な計算をすれば、むーてんさんが仰った通りになるんですが、では理論値を求める場合、単勝1番人気の勝率(約35%)×単勝2番人気の勝率(約18%)で約6%を連対率同士の積、20%から引かなければなりません。が、今度は引きすぎちゃうんですよ。勝率同士でもこれなので、今度は2着同士引くとしたら・・・・・もう、お分かりでしょう。
つまり、現実のデータでさえ、同着が含まれてますが、データから取った理論値が現実の連勝馬券のデータの動向とあまりにも合わないんですね。これだったら一応連対率×連対率の近似計算の方がまだマシなんじゃないか、と思えてきます。
もちろん、実際は単勝1番人気の標本数と単勝2番人気の標本数が同じではない、と言った理由もあるんでしょうが、どうもそれだけでの誤差では説明しきれない何かが連勝馬券と言った計算にはでて来るように思います。
簡単に連勝馬券の頻度を理論的に計算できない難しさが、何かしら背後にあるように感じています。
>例のケリーの公式で面白い例がありました。クイズダービー攻略法というものです。
ジャイトロファでしょ(笑)?僕も読んだ事があります(笑)。
>コロガシで利益をあげようとしたら、本命馬券(確率高い)でないといけないんですね。穴を狙う傾向がある私にはつらいです。
原理的にはコロガシで穴狙いも可能です。ただし、分割数が増えていくのですね。
つまり、理論的には、穴狙いの方が、本命狙いよりも余計に準備金が必要になってしまう、と言った意味です。
例えば、上の分割コロガシ表ですと、仮に、回収期待値100%以上的中確率60%の複勝狙いで、破産回避率0.01%で設定した場合、用意する金額は、最低馬券購入代金100円を鑑みれば1,100円用意すれば済みます。が一方、同じく回収期待値100%以上、的中確率5%の馬券術の場合、同条件で準備金はその16倍にあたる18,000円用意しなければならない、と言う事です。
単にこれが大きいだけなんで、それでも構わない予算が立てられるのならその限りではないと思います。 -- 亀田? 2006-07-17 (月) 18:31:36
>連馬券の勝率は?。それとも馬連の出現頻度を代用でもしているんでしょうかね。
こりゃまたすさまじい指摘ですね(笑)。
データ弄くっていれば気付きますけど(当然むーてんさんも気付いているでしょう)連勝馬券の確率計算は至極困難です。と言うか、この辺りから「事象の独立性」って仮定がかなり疑わしくなっていますよね(笑)。僕もその通りだと思います。
例えば単勝1番人気の馬連の連対率が大体54%前後、単勝2番人気のそれが37%くらいあるんですが、そうすると、単勝1番人気と単勝2番人気の組み合わせの馬連の的中率は大体概算で20%程度はなければなりません。
ところが、そう言った馬連の的中率は15%程度しかありません。一体どうなっているのでしょうか?5%も低下しているのです。
ここで確率は収束するって議論が出てきてもいいのですが、いい加減馬連が登場してから日も経っているので、これもアヤシイんですよね。
単純に言うと、仮定としては、
組み合わせには何らかの相性がある
って考えた方が妥当かもしれません。
単勝人気順ではないですが、伊吹雅也さんと仰るお方が騎手同士の相性に付いて、&amazon(480940384X);でこれに付いて語っています。つまり、連対率がそれぞれ確固とした数字を持っていながら、Aって騎手はBと言う騎手を良く連れて(連絡み)くるが、一方Cと言う騎手はBと言う騎手と相性が悪い、と。
そうすると、騎手A-Bの馬連と騎手B-Cの馬連ですと、それぞれの的中率は
となる*1筈なんですが、そうはならない、と。馬連B-Cは計算上の的中率より遥かに落ちるそうです。こう言う現象は面白いですね。
いずれにせよ、ケリーの公式の単純な競馬への適用と言うのは難しい事には変わり無い、と僕も思います。 -- 亀田? 2006-07-17 (月) 05:40:15
>律速段階を堪える忍耐力はちょっと自信がないなあ(笑)
あはははは(笑)。
ただ、知ってる限りこの分割コロガシが今の所最強の投資法ですね。
他に、雑誌競馬王で取り上げられていたケリーの公式*2が他の有力候補になり得るかもしれません。が、調べてみた限り、ケリーの公式と言うのは少なくとも現段階では競馬にあまり適さない*3事が分かっています。
ケリーの公式の場合、単純なケースですと、それこそコイン投げのような確率が変動しない場合の仮想的な設定での議論*4でして、一方、競馬のような、どう考えても条件によって確率が揺らぎそうなゲームの場合、プロパーにユニークな確率分布を設定しなければならないんですが*5、それこそ、一般論でこう言う確率分布を使えと指定するのが至極難しいんです。そう言ったワケで、ケリーの公式は確かに可能性はあるんですが、実用面では困難が伴なうと思いますね。*6
その点、分割コロガシでしたら、ご自分の的中実績に従って比較的簡易に計算できるので、プラグマティックな意味では遥かに強力だとは思っています。 -- 亀田? 2006-07-14 (金) 15:59:52
>総資金を3分割するのであればオッズはすくなくとも3倍より大きくないといけません
いや、必ずしもそうとは限りません。
確かに、「1回の的中で一気に損失分を取りかえそう」と言うのなら、その考え方は正しいです。3分割ならオッズは3倍以上と言うように、です。
ただし、ここで必要とする条件はもっと緩やかで、それは
回収率が100%超えている馬券術である
これだけです。
例えば、的中率60%の複勝狙いの馬券術ですと、平均でオッズが1.7以上あれば、たとえ危険率が1%=6分割だとか危険率が0.01%=11分割でも理論的には利殖は充分成功します。
詳しくはなかやさんのところに置いてある分割コロガシシミュレータで見てもらえば分かりますが、初めは資金の増え方は緩やかですが、後半になればなるほど資金が増減を繰り返しながら爆発的に増大していきます。*7
逆に回収率100%を切る馬券術ですと、さすがの分割コロガシでも資金の目減りが起こります。それもやはり確率通りなんですね。
一回分割コロガシシミュレータを手に入れてシミュレーションしてみて下さい。 -- 亀田? 2006-07-14 (金) 14:39:47