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Mの法則

競走馬の心身構造に着目し、今井雅弘氏が体系付けた馬券術。
M以前の馬券術は競走馬が常に100%の力を出すという前提のもとに語られていた傾向があり、その考えで行くと優秀なスピード指数を記録した競走馬や良血馬は常に勝たなくてはならない。しかし現実は能力が上のはずの馬が人気を裏切り凡走する場面が多々ある。その理由を今井氏は競走馬が抱える精神的疾患(ストレス)に求めた。(Tb)



Mの根幹

理論は著作を重ねるたびに広がりを見せるが、根幹となるのは競走馬のストレスを判定する「Mの法則」(基本則)と、競走馬の性格診断とも言えるM3タイプ*1の2つであり、この馬券術のオリジナル部分である。(Tb)



Mのルーツ

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推測ではあるが、理論の元ネタはラップ解析と中島国治氏の&amazon(458418786X);と思われ、今井氏独特の哲学的な理念によって&amazon(4895951006);に昇華した。 まあ、平たく言うと「競馬歴ン十年の競馬親父が長年の知識と経験で分かったり分からなかったり」した部分の原因を馬のストレスに求め、理論を体系化して再現性を高めたもの。(Tb)

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Mの弱点

理論の弱点としては、理論体系の中に競走馬の能力判定や能力比較の方法が組み込まれていない点。今井氏曰く「クラス分けによって同じような能力の馬が揃うので馬の能力よりもストレスが重要」とのことであまり重要視していないが、実際は能力上位の馬がストレスやM3タイプを超えて好走する場面がある。Mの法則はそれ単体ではなく能力測定の下地と組み合わせることで真価を発揮する(と思っている)ので、Mとは別にタイム理論でも何でも良いが能力測定法を持たなければならない。(Tb)

  • 私もかつてM理論の信奉者でした。しかし、ここでいわれているような弱点に気づき、いまでは馬の選択の取捨の場合に、M理論を使っています。まずは各馬の能力比較、調子の比較から有力馬をみつけて最後にストレスを考えるという風にしています。ただ、休み明け馬の取捨にはMの考えはかなり役立っています。 -- むーてん? 2006-07-04 (火) 17:35:11
  • 私は全く逆でmのローテの良かった馬、悪かった馬それぞれ着順から差し引くことで各馬の能力を判断しています。 -- やまさん? 2010-06-06 (日) 21:50:49


*1 ちなみにエムスリーと読むのではなく、エムトライアングルと読むらしい。