機皇


機皇/Meklord

 遊戯王5D’sで登場した、「機皇」と名のついたモンスター群。
 「機皇帝」は全てOCG化されている為、遊戯王wikiの項目を参照にする事。

 原作版の機皇帝にはそれぞれ「コア」と名ついたパーツが存在し、以下の共通テキストを持つ。

  • 原作版
    星1/○属性/機械族/攻   0/守   0
    このカードがこのカード以外の効果によって破壊され墓地に送られた時、
    自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊して、
    自分のデッキ・手札・墓地から「機皇帝◇◇◇◇∞」「◇◇◇◇T」
    「◇◇◇◇A」「◇◇◇◇G」「◇◇◇◇C」を1体ずつ特殊召喚する。
  • タッグフォース版
    星1/○属性/機械族/攻   0/守   0
    このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
    このカードがカードの効果によって破壊された時、
    自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
    その後、自分のデッキ・手札・墓地から「機皇帝◇◇◇◇∞」「◇◇◇◇T」
    「◇◇◇◇A」「◇◇◇◇G」「◇◇◇◇C」をそれぞれ1体ずつ特殊召喚する。
  • ※○には対応した属性が、◇◇◇◇には対応した機皇帝の名前が入る。
    ちなみに「T」「A」「G」「C」の読みは、「(トップ)」 「(アタック)」 「(ガード)」 「(キャリア)」と読む。

 効果発動時に自分フィールド上のモンスターを一掃する為、《おジャマトリオ》で妨害される心配は無い。
 また、各パーツを特殊召喚する効果は効果解決時に対象を選択する為、墓地のパーツが《D.D.クロウ》等で除外されても、手札かデッキにパーツが存在すれば特殊召喚する事ができる。
 ただし、どれか1種類のパーツが全て除外されてしまった状態の場合、他のパーツまで特殊召喚できなくなってしまうので、除外が怖い場合はそれぞれのパーツを最低2枚ずつ投入するべきだろう。
 ちなみにタッグフォース版には1ターンに1度の戦闘破壊耐性が存在する為、僅かだが強化されている。

 さらに各種パーツにも以下の共通の自壊効果が存在する。

  • 原作ver
    自分フィールド上に「∞(インフィニティ)」と名のついたモンスターが
    存在しない場合、このカードを破壊する。
  • タッグフォースver
    フィールド上に「機皇帝」と名のついたモンスターが存在しない場合、
    このカードを破壊する。
    • タッグフォース5では「∞」を参照としていたが、後に機皇帝以外で「∞」を持つ《機皇神マシニクル∞》が登場したためタッグフォース6では「機皇帝」と名のついたモンスターを参照する様になった。
  • それぞれのパーツは基本的に「(トップ)」はカードの発動や効果を無効化する効果、
    (アタック)」は貫通や連続攻撃、直接攻撃等の攻撃的な効果、
    (ガード)」は攻撃対象を変更したり、攻撃の無効化する効果、
    (キャリア)」は他のパーツを守る効果を持つ。
  • 効果の性質上、五体一組で展開されるので、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》に吸収されると攻撃力6000の怪物となるので、注意が必要。
    逆に何れかのパーツを自ら除去して《プロト・サイバー・ドラゴン》を召喚、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》に繋げれば頼もしいアタッカーとなる。
  • 前述の通り、各パーツは「機皇帝」が存在しないと自壊する。
    逆にそれを利用してOCG版の各種「機皇帝」を手札から特殊召喚するといった荒業が可能。
    この戦術は実際にCPU達も使用してくるので、初めて見た多くのデュエリストが驚いたかもしれない。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメ5D’sにおいて、アポリア及びイリアステルの三皇帝が使用。
    劇中では「シンクロキラー」と呼ばれている。
    が、シンクロモンスターを吸収する効果よりも、どちらかと言えば、各種パーツによる多彩な効果が強みと言える。
    • タッグフォース版ではアニメの様に《ツイン・ボルテックス》や《激流葬》でコアを破壊して展開してくる他、《リミット・リバース》の自壊効果を利用してくる事も多い。
      さらに、原作と違って、他のパーツも攻撃可能な為、《一族の結束》を1枚使うだけで総攻撃力が1万を超えるので、ワンターンキルを決められたプレイヤーも多いだろう。
      いずれにしろ多彩な効果によって、アニメでは遊星達をタッグフォースではプレイヤー達を何度も苦戦させた事に違いは無い。

  • 神話・伝承において―
    これら4つのパーツのカード名(T・A・G・C)の由来はDNAの塩基だと思われる。
    DNAの塩基は、チミン(T)・アデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)と呼ばれる4種類の成分で構成されている。
    • スキエル、グランエル、ワイゼルという3枚の「機皇帝」のカード名は、それぞれ天・地・人を表しているようだ。
      なお「天地人」とは三才とも呼ばれ、天と地と人の3つを合わせて宇宙の万物であるということを意味する言葉である。
    • 語尾の「エル」はヘブライ語で「神・創造主」を意味する「el」。
      神話で有名な四大天使のウリエルやラファエルの「エル」もここから来ている。
      • さらに余談だが、「ルシフェル」は「ルシファー」のラテン語読みに近い発音なだけで語尾も「er」である為、別に「ルシファー」が天使だった時の名前と言う訳ではない。

登場作品

  • 遊戯王D’s

関連リンク

「機皇」と名のついたモンスター

  • 《機皇神マシニクル∞》
  • 《機皇神龍アステリスク》
  • 機皇帝
  • 機皇兵

「機皇」に関する効果を持つカード(OCGのカードは省略)

  • 《グランド・コア》?
  • 《スカイ・コア》?
  • 《ワイズ・コア》?
  • 魔法
    • 《オーロラ・ドロー》?

その他のリンク

アポリア及びイリアステルの三皇帝が使用したカード

  • モンスター
    • 《アブサード・スティーラー》?
  • 魔法
    • 《アフター・グロー》?
    • 《カオス・ブラスト》?
    • 《カオス・ブルーム》?
    • 《未来破壊》?
    • 《カースド・シンクロ》?
    • 《ロックオン・レーザー》?

カテゴリ一覧

効果別

作品別

その他

重要

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