《守護神の宝札》


《守護神の宝札》

永続魔法
このカードの発動時、自分は手札を全て捨て、
デッキからカードを2枚引く。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分がドローフェイズに引くカードを1枚追加する。

 「アニメ遊戯王デュエルモンスターズ」で登場した永続魔法。
 発動時に手札を全ててカードを2枚ドローする効果とドローフェイズにドローするカードを追加する効果を持つ。

 前半の効果は単純に使っても自分の手札が3枚なら自分だけに効果の及ぶ強化版《手札抹殺》、2枚ならその時点で1枚分のアドバンテージを得る。
 ただし効果処理の関係上、手札がこのカードのみである場合、捨てる手札が存在しない為ドローする事が出来ず、この効果自体は不発となる。
 後半の効果も強力で、実質、《閃光の宝札》の完全上位互換効果である。
 あちらのようなデメリットも一切存在せず、数ターン維持できれば手札の面で相手に大きく差を付ける事ができる。
 また、アニメでのラフェールの説明では「通常のドローを2枚にする」と言っているが、テキストには「ドローフェイズに引くカードを1枚追加する」とある通り、通常のドロー以外でも適用され、複数枚発動すればドローできるカードもその分だけ増える。
 しかし、永続魔法の為、このカードの発動にチェーンして《サイクロン》等を発動されると妨害される危険性がある。


  • 効果が原文のままだと《氷結界の龍−ブリューナク》等のセルフバウンス効果を持ったカードと組み合わせる事で無限ドローが出来てしまう。
    上記のカードだけでは手札は常に2枚ジャストなので、《エクゾディア》は完成させるには一工夫を要する(前述の通り、捨てる手札が無い場合ドロー出来ない為。)が、大量に墓地を肥やしつつ狙ったカードが出るまで繰り返せる為、かなり危険なコンボである。

    この為、このカードが登場する多くの作品では、以下のテキストに書き換えられている場合が多い。
    手札を5枚捨てて発動する。このカードの発動時、自分はデッキからカードを2枚ドローする。
    次のターンのドローフェイズから、カードを2枚ドローする。
     この場合、ディスアドバンテージが大きい以前に、このカード自体が発動できないリスクを抱える事となる。
     また、複数枚発動しても効果は重複しなくなった。
  • ディメストシリーズでは以下のテキストで効果を再現している。
    自分の手札がこのカードを除いて2枚以上存在する場合、発動できる。
    このカードの発動時、自分は手札を全て捨て、
    デッキからカードを2枚ドローする。
    墓地にモンスターが存在しないプレイヤーは
    ドローフェイズを2回続けて行なえる。
     2番目のテキストと比べると発動条件はかなり緩くなった。(それでも手札が最低でも2枚以上存在している必要があるが。)
     また、ドロー加速効果も「ドローフェイズを2回行なう」という特殊なものとなった。
     これにより、一部のカードの処理に影響が出る可能性がある。
     さらに、ドロー加速の条件に「墓地にモンスターが存在しないプレイヤー」となった為、条件自体は厳しくなり、相手に利用される可能性も出てくるようになった。
     一方で同作品内に登場する《守護神の転生》との間には相互のシナジーが生まれるようになった。


  • 登場作品において―
    アニメ「ドーマ偏」の「遊戯VSラフェール」において1戦目2戦目の両方でラフェールが使用。
    どちらも手札を減らす事で《ガーディアン・グラール》の召喚条件を満たす他、デュエル終了までラフェールのドローソースとなる。
    また、《ガーディアン・デスサイス》?の蘇生効果のコストを確保する役目も兼任した。
    マッチキルモンスターの脅威」においてはルオが使用。
    こちらは捨てる手札を最小限に減らして発動。
    ルオのドローソースとなる。

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