《鮫の王レッドアイ》


《鮫の王レッドアイ》(さめのおうレッドアイ)

カードデータ


カード名鮫の王レッドアイ効果:
あなたのプランゾーンに青のカードがある場合、バトルスペースのスクエアにあるすべてのあなたのユニットに以下の能力を与える。『このカードを移動するコストを支払うにあたり、その移動コストに必要な青色エネルギーを−1する。』
種族ライカンスロープ/フォーリナー
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト青3無2移動コスト青2
パワー6500スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 050/105Rare?「見せてみろ。お前の力を」 〜鮫の王レッドアイ〜開田 裕治?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、中型?ライカンスロープ
 種族フォーリナーを併せ持ち、移動コストを軽減させる能力を持つ。

 現在唯一にして類を見ないライカンスロープ
 そして持つ能力も他に類を見ないほどに特殊でかなり奇抜なものとなっている。
 自分のプラン?のカードがある時限定だが、バトルスペース内にある全ての自分ユニット移動コスト内『の有色のエネルギー』を1つ減らす。
 呼声など無色エネルギーを減らす能力は数あれど、移動コストにおける有色エネルギーをこうも簡単に削るカードは他には無い。
 このカードが出てくるだけで移動コストに[青1]とあるユニットならその全てが無限移動するという事態に陥る。今まで無限移動と言えば《聖王の号令》などを用い無色の移動コストを持つユニットに限られてきたが、このカードならば非常に広い範囲で容易に無限移動を達成できると言えばその凶悪さがわかるだろう。

 今まで不可能であったことが実現できたことにより、このカードを用いた様々な移動系ループコンボが開発される事になった。
 代表と言うよりもはや併用してくれと言わんばかりの性能を持つのが《七つの海の王子》。このカードと組み合わせる事により無限移動+無限パワーがあっさり可能になり、常時盤面リセットを仕掛けられる。
 他には[青1]でまかなえると言う部分に着目できれば様々なカードとシナジーが見られる。《サンダーイーグル》で無限突破、何らかの無限移動ユニット《モーン・モス》などなど探せばきりが無い。

 別段コンボ目的でなくとも、有色エネルギーが厳しいと思った青主体のデッキに普通に投入される事もありその能力が及ぼす影響は計り知れないものがある。移動か簡単になれば共鳴?関連のカードの使い勝手も必然的に上昇するので、このカードがあるかないかの時点でも大きな差があるだろう。

 主だった欠点と言うものはそれほど無いが、やはりコンボ目的であることが多い事だろうか。
 実際このカードと《七つの海の王子》が重宝される事は多いものの、それによりデッキの想定していた構築範囲が狭まると言う事態もあるので組み込む場合は注意が必要。
 当然このカードに頼るデッキをするのなら維持が必要になるが、このカードが出てきた時点で相手は《七つの海の王子》を警戒するはずなので真っ先に狙われる恐れもある。
 現在は5コストに対応する除去も増加しており、このパワーでは過信はやはりできない。除去以外にも叩き落される手段は多いので、コンボカードとして頼りすぎない事も重要となる。

 しかし、このカードを採用するなら《七つの海の王子》と組み合わせるなり、自力でコンボを開発するなりして有意義に使ってやりたい。
 《大陸アルドのポセイドン》の登場により、フォーリナーとしての需要も高まっているのでこれからも幅広い活躍が見込めるだろう。

  • 悠久の車輪1stエキスパンションまで最強と名高い鮫王が登場。
    本家の能力は、
    • 「天気が雨の場合、スケールギルドのユニットの移動速度を上昇させる」
      であった。
    • 天気が雨→プランが青
    • スケールギルドの移動速度上昇→青ユニットの移動コストの色エネ−1
      というように再現しているようだ。

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