《大陸アルドのポセイドン》


《大陸アルドのポセイドン》(たいりくあるどのぽせいどん)

カードデータ


カード名大陸アルドのポセイドン効果:
●このカードが対象になった時、あなたはこのカードを除外してよい。そうしたならば、あなたはこのカードを相手ユニットのない自軍エリアのスクエアにフリーズして置く。
プランゾーン効果『覚醒[あなたの墓地の青のユニットを3枚選び、除外する]』
種族マーマン/フォーリナー
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト青2無4移動コスト青1無2
パワー7000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 107/200Rare?-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、大型?マーマン
 種族フォーリナー及び覚醒を併せ持ち、自身が対象になった時に自軍エリアへ退避する誘発型能力を持つユニット

 「大陸アルド」より参戦したカードで、《密閉されたサイバーワールド》を内蔵しているような1枚。
 覚醒によるコスト軽減は、自分の墓地に存在するユニットを3体除外する事で達成する。
 そこまで墓地に依存する性質ではない系統ならば条件を満たす事は難しくは無い。むしろこれは序盤での展開を防ぐ意味合いが強いと思われる。
 しかし、それほど無理に考えずともこれは達成している事が多くあるであろうと思われるので、《波紋の魔氷リップル》などを多用しない限り気にしすぎるものではない。
 このカードの性質を強く現す要素が、このカードの搭載する誘発型能力
 まさにこの部分がこのカードのアイデンティティであり、この能力によりこのカードの良さが生きてくる。
 対象になった時という条件を満たすだけで、このカードは《密閉されたサイバーワールド》と同等の効果を受けられる。従って、バトルスペース?内に存在するこのカードは対象を取る除去の一切を回避してのける芸当を見せる事に。
 また、この能力は回数制限が無く自分から対象に取る事で能動的に使うこともできるのでこれを利用して簡単に無限に持ち込める。
 無限対象の代表的な存在と言えば《牛魔王ミダス》。このユニットの能力でこのカードを無限に対象に取り続けられる。ただそのままではあまり意味が無いのだが、これに《ロスト・ワールド》を絡める事で無限にエネルギーを回復できるようになる脅威のコンボと化す。
 また、のカードだけでも無限対象は可能で、《鮫の王レッドアイ》《七つの海の王子》の無限移動ギミックを応用させる事で達成する。この三種のカードの強みは色のほかにもフォーリナーという種族での繋がりを見せる事でもあり、予想外なほど抜群にシナジーしている。
 無限どうのこうの以外でも《七つの海の王子》との相性は抜群で、バトル?タイミングでのパンプアップ?からどんな状況からでもこのカードを逃がせるようにも使う事ができる。

 まさに悪用のしがいのあるカードになっているが、注意したいのはこのカードの覚醒及びスマッシュ?数値。
 覚醒によりコスト踏み倒しができるものの、《紺碧の衝撃》などの墓地コストを要求する覚醒が無いわけではない。
 満たしやすい条件だからこそ、この覚醒が時として足を引っ張ることが無いようにしたい。
 またスマッシュ?数値の低さは、このカードが逃げの特性をもっている以上かなり惜しい部分。除去を受け辛いと言う事は何度も何度も敵軍エリア?に踏み込んで行ける強みはあるが、そこにフィニッシャーとなりえない要素が噛み合わない。
 いくら無限コンボに持ち込めるといっても、決着をつけられなければ意味が無いだろう。無限と言えどターン内での限度がある。

 しかし、それらを差し引いてもこのカードのポテンシャルは高い。
 無限を開発して悪用しても良し、除去を受けにくい高パワーアタッカーとしても運用しても良し、色々な使い方をさせていこう。

  • 上記にもあるように、無限対象による無限ギミックとして扱いやすく情報公開時からコンボが開発された。
    その中でもやはり《ロスト・ワールド》が核となる無限エネルギー回復が強力なので、一度は使って見ると良いだろう。
    また、ほぼ同じ能力を持つ《神の使いスイ》でも同様の事ができる。
    これから先また何らかの強力なコンボが開発されることもあるかもしれない。このカードの動向には注意しておこう。

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