基本的なスペック


定格

ごちゃごちゃ書くよりも、以下を参照頂きたい(取説より引用)。

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スペック表からは色々なことが読み取れる。

感度が低い?

感度が低めに設定されているのがお分かりになるだろうか。 当時のHF機はなぜだかやたら感度重視で、プリアンプONで-16dBu程度が普通だった(最近は-14dBuぐらいか?)が、135は-10dBuである。プリアンプ分位感度が低めに設定されているが、実用上は全く問題ない。むしろ静かで聞きやすい。

大メシ食らい?

100W出力時の消費電流は13.8V 30Aとある。*1普通のHF機は20A前後程度であるから、非常に大飯食らいである。 いずれ別項に書くつもりだが、それもすべては12V系の無線機でクリーンな信号を出力するためなのである。

12V動作なのだから移動運用を想定しているはずなのだが、30Aも食らうなら基本的に固定局用の無線機にしか思えない。

なぜ「電源内蔵しファイナルを高電圧で動作させる」のではなく、わざわざ12V動作にこだわったのだろうか。

ユニット名称一覧

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*1 150W機 JST-135HPでは150W出力時33Aとある。各メーカーから発売されている30A電源では不足なのである