カードリスト / 第5弾 / 群雄 / 劉勲

袁術配下からまた一人、新顔が参戦。
しかしフレーバーテキストの最後の行を忠実に再現した結果、何故かハラペコキャラになってしまった。
イラストを忠実に再現したモデリングの強烈さはある意味必見。

群雄初の1コスト素征圧力3持ちだが、残りは1/2無特技の歩兵と最低辺のスペック。
将器は計略・兵種と相性の良いラインナップなのが救い。

計略「たべちゃうぞ」は超絶強化。必要士気は破格の10。
武力+98と引き換えに、発動と同時に自城に95%の壊滅的なダメージを受けてしまう。
効果時間は永続。(Ver.3.1.0E)

第5弾の群雄武将に追加された「破滅」系計略を極端にしたもので、強烈な効果と莫大なデメリットを併せ持つ。
内乱1発(約7%以上)で確実にアウト、1コストの攻城や天喰・砕城の目覚めの城壁槍撃数発でもやはりアウト。
実装当初と比べ城ダメージが多少減ったものの、常に落城負けと隣り合わせの状態になってしまう。

そして最大の問題はそのわずかな城ゲージの状態で勝たなければならないこと。
なにせ城が最大5％しか残らないため、よほど接戦にならない限り勝利条件は敵城攻略だけだと思った方が良い。
そのうえで内乱は完全に、攻城も極力阻止しなければならない…と、求められる要素は非常に多い。

武力による直接の殴り合いで負ける事はほぼないが、知力がたった2しかないため知力ダメージ計略にすこぶる弱い。
武力99も小鳳の詭計のような固定ダメージ計略の前には飾りであり、将器兵力上昇がないと士気差-2で確実に落とされてしまう。
そして雲散なんぞを食らおうものなら、使用者に残されるのは甚大な士気差と絶望的な城ダメージのみ。
武力インフレにより知力ダメージ計略持ちの重要性が以前にもまして増えてきており、いきなりの逆風である。

それでも使うのならば、花鬘(蛮花の目覚め)とのコンボが有力だろう。
仕込みは大変だが、一度コンボを成功させれば劉勲が撤退しない限り武力+42の高速象兵によるサポートが可能となる。

ちなみに武力99時の城門ダメージは1発あたり将器なしで約15%、城門特攻覚醒時で約21%と、コスト補正のせいで全然減らない。
これも扱いの難しさに拍車を掛けている。

運用上ではこうした欠点ばかりが目立つが、逆に相手からすれば武力99を活かしたコンボはやはり恐ろしいものがある。
このためコンボを決めさせないために開幕から攻めざるを得ない、という心理戦を生じさせることができる。
また、歩兵とはいえ素征圧力3もあれば塗り合いに貢献できるので計略を使わずとも完全に腐ることはないのも強み。
コンボが決まらない時のためのサブプランも用意しておけば上手く駆け引きに使うことも可能。
武力99という存在そのものは強力なので、計略を匂わせながら使うのがいいだろう。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0C　城ダメージ減少 99.99％→95％
Ver.3.1.0E　効果時間延長 51c→永続