神成者


 「イモータル(Immortal)」と読む。

 神性変異を経て神としての属性を得、真の不死者となった者を指す。
 この世界で信仰されている神々の一部も神成者である。

 地上で多くの功績を挙げることで神成者への道は拓かれる。
 天上、もしくは地の底から見下ろす/見上げる神々の目に止まり、彼らの与える数多の試練を乗り越え、最終的に神性変異を成し遂げることで神成者へと至る。

 神成者は生前*1の功績から、特定の権能を持つ神へと変化し、その在り方は徐々に世界法則の一部になっていく。
 長く神であり続けたものは個を持たず、完全に世界と一体化していく。

 現在も信仰を集める神成者は、未だ世界と一体化しきっていない比較的「若い」神々である。


*1 不死となるとことは、即ち生きてもいないということである。