この文章を書いてる時点で十六巻まで出版されてる様子。世間一般には受けてる様子ではあるが、私には1巻を読んだ時点で無理だった。 大体がタイトルの時点で何だ? あの状態でなんでアグレッサーなんてなるんだ? 単なる連邦内でジオン出身者をまとめた「余計者部隊」ってだけじゃないか。 で、政治的に微妙な存在担ってる部隊をなんで最前線に出してるの? 部隊の存在意義を一ミリも理解してない出世第一主義の士官がなんで部隊長やれてるの? 主人公と主人公が敬愛する上司がなんでジオンが出奔するの? なんで二人が素直にあんな掃き溜め舞台にいるの? そもそも試作品のモビルスーツが新米技術士官に任されてるの? そもそも技術士官が新米士官以外が全員戦死状態になったら、新型モビルスーツの試験自体新規蒔き直しにならない? というふうに違和感しか感じない展開。確かにそのほうが話は作りやすいかもしれないけど、設定と現状の乖離がひどすぎる。
ということで、一巻読んだ時点でギブアップ。ガンダム物にしては人すぎる。
まぁ、話としては褒めるところが無い。個人的に暴力ヒロインは嫌いだし、主人公もまともな思考回路はしてないし、人生考えたらこんな路線は無いだろう、という展開だし。 でも理屈で考えないのがロックだろ? と言われると、「ああ、私はロックは嫌いだったんだな」と再認識させてもらえる話。 うん、何か成し遂げる人の思考回路は理解できない。というところで。
唯一、表題回収のエピソーとの部分だけは「やられた!」と感心した。
最近のなろうに多い、あらすじタイトルの話。話は悪くないんだけど、単なるライトエロ漫画なのが気になりすぎて読めない。エロ漫画を否定する気はないけど、この話にエロ必要?
まぁ、現在兵器とファンタジーの化け物両方描ける作者自体が稀有というものは理解してるので、質はしょうがないのは理解できる。
だけどコレは無いかな?
ファンタジーと現行兵器を一緒に(以下略)。 作者が自画自賛してた「アホ毛で感情表現」も無茶苦茶うざったいし、作者として便利と思うのはしょうがないけど。
一事が万事、作者の都合で書いてるのが鼻につく。結局話しが始まらないうちに打ち切り。
作者の体調悪化が理由では? との憶測もあるが、あそこでお話終わられたら、原作者もたまったもんじゃないだろう。