Contoured Keyboardと従来のキーボードを見比べると、 エルゴノミックなデザインのために生まれた PalmRest 部と中央部のスペースが目につきます。 もちろんこれらのスペースは目的があって存在しているのですが、 ただ空いているだけではもったいないので、有効活用されている方もおられるようです。
KINESIS社のFAQでも、 「真ん中のスペースはタッチパッドを置くのに理想的」などと言っています。
しかし、エルゴノミックな観点からは、雑誌bit 1995年11月号 「再びのキーボード談義」に紹介されていた利用法にとどめを刺すでしょう。
この二つのお椀の間隔が145mmあり,その間の表面には何もついていない.しかも、キーボード自体の横幅は419mmと場所を取る.なんか無駄に大きいなと不評もあったのだが,この145mmの何もない表面が実は非常に「エルゴ」だった!このキーボードに憑かれた去年の卒論生五十嵐君は,追い込みの時期よくここに額をつけて落ちて(我々のジャーゴンで「睡眠を取る」の意味)いたのである.パームレストがあるキーボートは数あれど,“ forehead rest ”をもつキーボードを見たのはこのときが初めてである.