《ローグ・ロングホーンビートル》


《ローグ・ロングホーンビートル》

カードデータ


カード名ローグ・ロングホーンビートル効果:
●あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、このカードのパワーを+3000する。
●相手のユニットが相手のカードの効果でスクエアに置かれた時、そのユニットを持ち主の山札の1番上に裏向きで置く。
種族/属性シルフ
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト青2無2移動コスト青1無1
パワー4500スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
III-2III-2 036/100Rare?-??
V-2V-2 99/200Rare?-


解説

 III-2 戦士たちの共鳴にて登場した、中型?[[ユニット]。
 シルフの1体で、カード効果で展開されたユニットに対抗する能力を持つ。

 カード効果による展開に対する抑止として登場した1体で、青い《メロー・カード》
 自己パンプアップ?は、自分のスマッシュ?点が相手より少ない場合に機能する。
 これが機能していると、このカードのパワーが7500という非常に大きなサイズになり、戦闘や火力の排除が困難になり、結果場持ちが良くなる。

 そしてこのカードを代表する、カード効果でユニットが置かれた時にそのユニットをバウンスする誘発型能力
 通常のプレイでは無く、何らかのカード効果で相手のユニットが出てきた時にそれを問答無用でバウンスする。
 ただのバウンス?ではあるものの、そのユニットをデッキの一番上に封殺してしまえるのだから強力だろう。
 《産卵科病棟》などのコスト踏み倒しや、《白銀の衝撃》などのリリースイン?系統もこれらにあたるので、非常に幅広く対応する。
 つまりこのカードが場に出ている限りそれらの効果を使ってユニットを出現させること自体がほぼ不可能になり、多くのカードを腐らせやすい。ターン内での回数制限も無いので、幅広い状況においても対応可能なのも魅力だろう。加えて盤面に置いてあると狙われやすいのを見越して相手がそれらのカード効果を発動した場合にスタック?して展開してやると妨害を行いやすい。

 強力なカードだが、運用の際の注意点を挙げておきたい。
 まず優勢時のパンプアップ?だが、これは自然に満たせる状態を目指し無理に狙うという事は避けるようにしよう。
 確かにスマッシュが勝っているだけで得られるパンプアップ?は強力だが、その分相手はダメージという名のエネルギーを獲得している事になる。
 つまり安易に1や2点程度スマッシュ?を与えても相手が得をする場面も多く、その切り返しで木っ端微塵にされては意味が無い。
 無理にスマッシュ?を狙うために進軍させてもそれはそれで相手のカモでしかないので危険といえる。このカードのコスト除去?にかかりやすいラインであるのも一つの問題点だろう。
 この効果はあくまで自然に発動をするという過程を目指し、場合によっては諦めるのも一つの手段だという事を忘れないように。
 カード効果で出てきたユニットに対する除去?は対応できるカードが多い反面プレイには当然対応不可。
 普通に大型?が歩いてきた場合は流石に無理。
 また、破壊ではなくあくまでバウンス?であり相手の手の中に再び握られやすいと言う点も注意が必要になる。相手がわざとプランゾーン効果?を利用するために出してこないとも限られないので、相手のメリットになる場合もあると言う事は念頭に置いておきたい。

 非常に高いパンプアップ?の獲得、そして効果で出現したあらゆるユニットを潰せるという高い汎用性を持っている。
 安定感のあるカードであり、除去?が乏しいのデッキでは採用の筆頭に上げられる事も多い。
 《シニスターマインド・スピリット》とは違い攻撃的ではないが、その堅実さを活かして戦っていこう。

  • 相手のユニットを展開するカード効果にカウンターする形としてこのカードを展開する場合には、誘発型能力が同時発生する可能性があるのには注意しよう。
    カード効果で置かれた相手側もCIP時などの誘発型能力を持っていた場合は、このカードの除去?と同時発生するためスタックを積む方法が少々複雑になる。
    誘発型能力が同時発生した場合は、アクティブプレイヤーから、即ちターンの回ってきているプレイヤーから優先的にスタックに置かれ、その後ターンの回ってきていないプレイヤーがスタックに乗せるという仕組み。
    このカードを使う場合も、はたまた逆に使われる場合にも覚えておいて損は無いだろう。
  • 《メロー・カード》同様に、登場以来カード効果によるユニット展開に対抗するため第一線で活躍してきた。
    しばらく再録などもなかったが、需要が高まった事もあり栄光の鐘にて再録された。

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