ロジカルシンキング
頭の良さとは †
物知り系(記憶力) †
この力は、
- インターネットの普及
- 日々の情勢の変化の高速化
- 過去の経験の未来に対する不確実性の増加
などの理由から、重視されなくなってきている。
機転が利く系(コミュニケーション力) †
地頭力と並んで必要とされる能力である。
地頭力 †
未知の領域で問題解決をする力である。最近、重視されている。
地頭力とは、
知的好奇心(→さらに深いベース) †
論理的思考力・直観力(ベース) †
- 論理的思考力とはつまり事象間を筋道立てて考える力で、守りの力である。左脳的。
- 直観力は攻めの力であり、右脳的。
抽象化能力・フレームワーク化能力・仮説思考力 †
- 抽象化能力とは、単純に考える力。
- フレームワーク化能力とは、全体から考える力。
- 仮説思考力とは、結論から考える力。
地頭力があると、
- 生産性が圧倒的にあがる
- 思考回路が変わり表面上の行動が一気に変わる
逆にこの力がないと、ジアタマデバイドに陥ってしまう。
多くの情報 | + | 地頭力 | = | 知性・生産性上昇 |
多くの情報 | + | 情報依存 | = | 思考停止 |
フェルミ推定について †
重要なのは解答のプロセスであって、答えにどれだけ近いかではない。
- アプローチ設定(仮説検定)
- モデル分解(因数分解)
- 計算実行(モデル化)
- 現実性検証
これらを行う際、
- どんなに少ない情報からでも仮説を作る。
- 前提条件を自分で作って先に進む。
- 時間を決めて結論を出す
ことが求められる。これが大切。
仮説思考 †
仮説思考の本質 †
「ベクトルの逆転」、向こうからこっちを考えること。
- できることでなくやるべきことを
現状からではなくあるべき姿から考えることが、改革への最短ルート。
- 自分からではなく相手から(コミュニケーションにおいて)
伝え手からではなく聞き手から。
「相手にとってどういう意味があるのか」「相手にどうしてほしいのか」を先に。
- 手段でなく目的から
最たる悪例、手段の目的化
- 当初の目論見
- 手段の目的化(どうせこれやるなら〜も、せkっかっくなら〜も)
- 全目的の未達成
二つのベクトルをバランスよく使うことが求められている。
今ある情報から最も可能性の高い結論を導き出す †
- 情報がない、ということはあり得ない。必ず何か持っているのに、それを使おうという姿勢がないのである。
情報を検索するにしても、せめて「どんな仮説を立てて」「何のために」情報収集するのか決めてから検索するべき。
- 分析を始めると、それが目的化してしまう。
仮説を持つことで。分析に無駄や漏れがなくなる。
仮定した結論を目的地として意識する †
つまりは、「課題は何か?」という問いに明確な答えを持つことである。これができれば、課題は半分以上解決している。
立ち止まらずに進むことが必要。(ただし、前提条件はほかの人に伝えられるように/またそれが違った場合はすぐに立ち戻れるようにしておく)
情報精度を上げながら検証を続ける †
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