上洛の幻デッキ


上洛の幻デッキ


計略「上洛の幻」を持つSR今川義元をメインに据えたデッキ。
他のデッキの追随を許さない爆発力を持つが、それと同等のリスクを伴う博打性を持つ。

デッキ構成

別途采配や陣形を加えた5枚型が現在の主流。
全体的に士気周りがカツカツな為、士気4精鋭武将を入れるのであれば、1枚だけ加えた形が良い。

キーカード

SR今川義元 2コスト 弓 7/7 城魅 上洛の幻 士気7

「圧倒的!圧倒的よぉ!!」
本デッキの主軸であるご存知我等が今川家9代当主。
何かと素のスペックが辛い今川家の中で、2.0コスト7/7に特技二つはかなりの良スペック。
攻城特技も持ち、統率も高めなので、虎口攻め役としては十分。
(ちなみに以前は攻城では無く制圧を所持していた為、攻城特技が欲しい場合は別途必要だった)

計略である「上洛の幻」は、範囲内の今川家武将の武力を+11するという非常に強力な物。
ただしそんな強力な計略がノーリスクのはずも無く、効果時間終了時に、対象となった武将は兵力の約60%を削られる。
効果範囲は、横が戦場の5.5割、縦がカード3枚分程度の自身中心長方形と狭く、
効果時間は約7.3cと、士気7も使う計略としてはやや心もとない。

候補カード

通常の采配と同じ運用では正直デメリットが大きい計略の為、何かしらと組ませて
補ったり、爆発力を上げたりするカードがオススメ。

  • 今川041 R岡部元信 3コスト 騎馬 8/10 城/気 鳴海城の抵抗 士気6
    自軍にかかっている計略を消す采配を持った武将。
    武力上昇に加えて、計略効果を消すと兵力回復まで付く。
    今まで張り付いての継続戦闘がどうしても出来なかったこのデッキににとって
    上洛の幻での兵力減少を消せて更に戦えるのは有りがたい。
    更に妨害対策としても運用出来る汎用性の高さは◎。

  • 今川039 SR井伊直虎(2) 2コスト 槍 6/8 魅 精鋭の采配 士気7
    精鋭の采配デッキとの折衷案。
    基本は「精鋭の采配」で消耗戦を仕掛けて行き、劣勢であれば終盤で
    上洛によるファイナルアタックを仕掛けて行く事が出来る。

家宝について

家宝は計略の関係上、復活カウント減少の茶器系が大安定。
ただし単体即時復活効果の家宝は、緊急時対応という点では良いかも知れないが、
基本的に茶器系は上洛を使った後の隙を無くすために使用する事が多いので、あまり向いていない。

次点では、転身出来る楽器系。
上洛の幻を打った状態であっても、この家宝を使えば城に入る事が出来る。
上洛中だと、せいぜい城を2発殴るのが限界の為、敢えて1発殴ったら帰って撤退を防ぐ、というプレイングが出来る。
事故対策も兼ねて復活カウント減少効果の付いている物が良い

軍配系の統率力アップについては、上洛の幻の統率依存が極端に低い為、
効果時間を伸ばす前提での使用は全く有効ではない。
ダメージ計略相手等には有効かもしれないが・・・基本的には不採用でOK


デッキサンプル

No武将名コスト兵種武/統特技計略士気計略内容
今川007今川家SR井伊直虎1.5騎馬4/7不屈の采配5今川家の味方の武力と兵力が上がる
今川008今川家R井伊直盛26/7城 伏精鋭槍撃術4武力と槍撃ダメージが上がる。(統率長時間)
今川012今川家SR今川義元27/7城 魅上洛の幻7今川家の味方の武力が大幅に上昇する。
ただし効果中は城内に入れず、効果終了時に兵力が下がる。
今川021今川家UC蒲原氏徳12/3精鋭遊撃術4武力と移動速度が上がる。(統率長時間)
今川024今川家UC定恵院12/4力萎えの術5敵の武力を下げる。
今川032今川家UC松井宗信1.56/4死闘の構え4武力が大幅に上がる。ただし効果終了時に兵力が下がる。
総武力27総統率32槍3弓2馬1魅3制1柵1城2伏1
毒蛾のナイフ氏が使用した6枚上洛。


No武将名コスト兵種武/統特技計略士気計略内容
今川012今川家SR今川義元27/7城 魅上洛の幻7今川家の味方の武力が大幅に上昇する。
ただし効果中は城内に入れず、効果終了時に兵力が下がる。
今川026今川家UC関口氏広1.54/7誘導の術3敵を向いている方向に強制的に移動させる。
今川032今川家UC松井宗信1.56/4死闘の構え4武力が大幅に上がる。ただし効果終了時に兵力が下がる。
今川027今川家SR瀬名11/3柵/魅瀬名姫の癇癪3範囲内の最も武力の低い敵の計略による効果を消し、自身は撤退する
今川041今川家R岡部元信3騎馬8/10城/気鳴海城の抵抗6今川家の味方にかかっているすべての計略効果を消し、武力を上げる。計略効果を消した場合、さらに兵力が回復する。
総武力26総統率31槍3弓1馬1魅2制1柵1城2気1伏1
上洛からの鳴海城の抵抗をメインとした鳴海上洛。


No武将名コスト兵種武/統特技計略士気計略内容
今川012今川家SR今川義元27/7城 魅上洛の幻7今川家の味方の武力が大幅に上昇する。
ただし効果中は城内に入れず、効果終了時に兵力が下がる。
今川027今川家SR瀬名11/3柵/魅瀬名姫の癇癪3範囲内の最も武力の低い敵の計略による効果を消し、自身は撤退する
今川039今川家SR井伊直虎(2)26/8精鋭の采配7今川家の味方の武力が上がる。
今川049今川家C玄広恵探1.55/5戦禍の調略4敵の武力と統率力を下げる。ただし計略発動時に自軍の最大士気が下がる。
今川052今川家C冷泉為和12/5統治の援兵2範囲内の最も武力の高い今川家の味方の兵力が徐々に回復する。さらに効果終了時に自軍の最大士気が上がる。ただし12より多くはならない。
宴040今川家SR早川殿1.5騎馬4/5柵/魅火牛攻め6敵に炎によるダメージを与え、吹き飛ばす。ダメージはお互いの統率力で上下する。
総武力30総統率33槍3弓1馬1魅2制1伏1城1
羽衣狐@京♪氏が「天覇への道」にて使用した6枚型精鋭上洛。


解説

序〜中盤は適当な計略や妨害で乗り切り、終盤に
SR今川義元の上洛の幻の爆発力で攻城をもぎ取る形がメインになる。

SR今川義元本人のスペックも相まって、敵城に張り付いてしまえば
相手の部隊もまず無事では済まない。
虎口開いた状態で攻城特技持ちを突っ込ませれば、相手に相当なプレッシャーを与えられるだろう。

ただし何かと弱点も多く、まず兵力減少のせいで戦場中央での采配陣形合戦には向いていない。
攻城時も、自城ローテーションなどで凌がれるとかなり厳しく、
耐えられる→撤退→カウンターという形になりがち。
使用する際は、「ここぞ!」というタイミングの見極めがとても大事。
主立っては、終盤に他の計略と組ませたファイナルアタックでの攻めが基本になる。

序〜中盤での守りに際しても、軽めの采配や陣でマウント状態に持ち込まれると、
上洛で返したとしても兵力がガッツリ削られてしまい、カウンターに持ち込む事も難しい。
その為、極力上洛の幻以外でしのいで、リードを取っていない状態での守り上洛は極力避ける事。

また勢力特性上、どうしても弓や槍がメインの構成になりがちな為、鉄砲強化系の計略は苦手。
幸い、弓足軽は比較的移動速度が早い為、多少は回避しやすい。
しっかりと回避を行う事。
また豊臣家当主、SR豊臣秀吉を主軸に添えた日輪の天下人デッキも
同じ様な終盤型で、かつあちらの計略がノーリスクの為、天敵と言える。
いつもと同様の動きをしても不利なので、上洛に頼らずに荒らしていくプレイングも時には必要。

特に、序盤のカチ合いはとても重要。
精鋭計略(精鋭戦術や士気4精鋭など)を使って荒らし、可能であれば攻城の一つも極力取っておきたい。
精鋭計略は効果時間も軒並み長い為、無駄になり辛いので出し惜しみせずバッツリ使うといい。

終盤を除いた状況の場合、全部隊にかけてしまうと攻守共に穴が出来てしまう可能性が大きい。
少しでも部隊を残しておけば、上洛で撤退した武将の復活カウントも稼げるので
守城を考えなければいけない場合は2〜3部隊だけでの上洛という選択も十分にアリ。
超絶強化並みの武力上昇は伊達では無い所を見せ付けてやろう。

最初に記載した通り、武力上昇値の高さもあり、敵城近くのラインでの攻防には滅法強い。
特に敵城に張り付いた状態での上洛の幻は、相手に「城を削られるか武将を消耗するか」の
2択を問答無用で強いる事が出来る。
他の大名采配系のデッキより、何より攻めあがるタイミングが重要になってくる。

VS 上洛デッキ

基本は終盤に近付いたら、相手に極力前線ラインを上げさせ無い事。

城に張り付かれてしまった場合、上洛を打たれて生半可な計略ではなす術も無くすり潰され、城ゲージを削られてしまう。

その為、素武力が高い武将で序盤から攻め立てて、城ゲージの有利を取ってしまうのがかなり効果的。
特に士気3で運用出来る鉄砲の貫通射撃や、足が遅いので精鋭弱体弓術などは大の苦手。
また超絶などの武力上昇が高い計略などは、上洛側としてはかなり勘弁して欲しい部類。
ただし相手もその辺は大体分かってる場合が多く、雑な操作をしてると返り討ちに合いかねないので注意。

上洛の幻は単体運用であれば、効果時間さえ耐えてしまえば相手の部隊は大体厳しい状態になる。
ある程度の武力があるのであれば、適当な計略でなんとか耐えるという方法も無くは無い。
また、計略範囲の関係上、ある程度集まらなければいけないので、
火牛の計や呪縛の術、移動速度低下家宝などで適当に凌いでしまうのもいい。
上洛の幻を使用してきた際は大体城に張り付いて来るのが普通なので、攻城ダメージ軽減の計略等を使うのも良い。