武将名 | りゅうぜん こうし | なし |
劉禅 −公嗣− | 劉備の息子。蜀漢の第二代皇帝。鄧艾により蜀が滅亡し、魏に降伏した。宴席で司馬昭から蜀は恋しいかと尋ねられ、「魏は良い所なので少しも恋しくありません」と言い、家臣を落胆させたが、司馬昭に本心を伝えるのは危険と考えての発言とも言われている。 「あははっ、ここはまるで桃源郷だね!」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力1 知力4 | |
特技 | 復活 魅力 | |
計略 | 魏はいいところ | 範囲内の魏の味方の武力が上がり、槍兵であれば槍が長くなる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : Daisuke Izuka(okome) |
Ver1より復活のokome劉禅。
排出カードでは初めて歩兵以外になり、歴代劉禅の中でも最高の知力4を手にして登場。
ついでに、勢力限定号令持ちが対象外勢力所属というのは排出カードどころかEXを含めても初。
数値的には貧弱なスペックだが、特技は復活と魅力の2つと割りと優秀である。
弓兵が復活を持っていてもどうなのかという、噛み合わせの悪さは他の弓兵の復活持ちと同じだが、
計略の関係で武力1の自身が強化されない事から、撤退しやすい代わりに攻城妨害に備えやすいとも言える。
計略は魏武将限定の長槍号令で、Ver3.594の現在では武力+5・槍兵には長槍状態が6cほど続く。
Ver3.594現在、長槍の効果は普通の長槍戦法とほぼ同等で+50%の長さ。
効果範囲は前方円で非常に広く、戦場の約半分をカバーできる。
魏武将限定で自身は強化されないため、重ね掛けの選択肢もある。
Ver3.594にて、オーラが見えない根元には当たり判定無しに仕様が変更。
長槍になると槍オーラが見えない根元も伸びてしまう為、自身に近い部隊は槍オーラと槍撃の判定から外れてしまう。
それを考慮した立ち回りが非常に重要になっている。
ただし槍撃は槍撃中に槍オーラが当たった部隊全てにダメージが入るため、
武力+5の長槍による複数槍撃のダメージは予想以上に大きい。
特に二度掛けは武力+10で槍が2倍の長さと、弓兵相手でも蹂躙可能になる。
効果だけを見るとかなり強力で、コスト1の号令持ちという観点も含めると有用に思えるのだが、対象が魏武将限定なのが問題。
号令の効果を最大限に活かすには槍兵自体の人数が少なく、また苦手兵種であるため
能力も高いとは言えない魏の槍兵の2〜3枚採用は必須となり、選択肢が限られてしまう。
しかも蜀とあわせて2色編成にしなければならないという不自然なデッキを組むぐらいならば、
魏単や蜀単、魏蜀混成でももっと素直に自由にデッキを組める号令はいくらでもあるのが実情。
性能自体はそこそこでも根本的にどこか間違ったカードである。
使うのなら隠密戦法や魏武の強兵と組み合わせたり反計を組み込んだりと、魏槍兵ならではの強みを活かしていきたい。
因みに、使い込む事で緑色の「魏」称号が貰える。