演劇評論家・作家。大正4年〜平成5年。東京都生まれ。日本演劇社を経て昭和25年演劇評論家として独立。江戸川乱歩のすすめにより33年『車引殺人事件?』を発表し推理小説作家に。34年には『団十郎切腹事件?』で第42回直木賞?を受賞。歌舞伎を一般大衆に親しまれるものとしたことで、51年に菊池寛賞?、 52年にその評論活動で芸術院賞?を受賞した。著書に『今日の歌舞伎?』(28年第3回芸術選奨文部大臣賞?)『グリーン車の子供』(50年第29回日本推理作家協会賞?)『ちょっといい話?』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)