ハンディGPSについて


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「夢の機械」ハンディGPS

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 とにかく、自分は方向音痴である。なにぶん「自分の位置が分からない」というのは不安で不安で仕方がない。以前にバイクに乗っていた頃は何度道に迷ったことか。

 道に迷うと、もう「バイクを楽しむ」どころの騒ぎではない。とにかく自分の位置がわかるランドマークを探すのに必死になってしまう。「それもバイクの楽しみのうちのひとつ」と言える人は方向音痴ではない人なのだろう。

 電子技術が発達して、GPSもハンディタイプが売られるようになった。僕のような人間にとってまさに福音、夢のような機械の登場、と思ったものだ。値は張るが、それだけの価値のある機械である。

 GPSの登場で、自分が今どこにいるかがわかるようになっただけではない。行きたいところに確実に行けるようになったのも大きい。このおかげでバイクで遠出する事が多くなった。遠出をすることが怖くなくなった。

ハンディGPSの選択

 なにはともあれ、お詳しい方のwebページを。

 自分が買った頃は、eTrexの「Legend」か「Venture」かを選ぶだけであった。(現在はカラーでしかも駆動時間の長いLegend-Cという機種も売られているらしい)Legendは上位機種で、詳細地図表示ができる。Ventureはできない。しかし、この詳細地図表示の有無で値段は大きく違ってくる。方向音痴の自分は迷わずLegendを選択した。

 ただ、日本地図をLegendに転送するためには日本語版のLegendを買う必要があり、かつ専用の地図ソフトを購入しなくてはならない。おまけにこの専用地図ソフトは、eTrex1台だけにしか転送できないようにアクティべーションが付いているという意地悪機能付き。だから「詳細地図を表示する」という機能のためには相当な価格差を支払う必要がある。。

 eTrexシリーズには「行きたいところに行く」ための「ナビ機能」がある。あるポイントを選択し、現在位置からどちらの方向に向かえばよいか矢印で指し示してくれる機能である。この機能だけを主に使用するのであれば、詳細地図の表示がないVentureでもよかったのかも知れない。

 ただ、自分のような方向音痴にとって、Legendの詳細地図機能は「安心」をもたらしてくれる。詳細地図機能で救われた思いをしたことが何度あったことか。知らない道を堂々と確信を持って進めることの安心感は何物にも代え難い。とりあえず、大きな出費だったが無駄な出費ではなかったと思っている。

GPSを取り付けて変わったこと

  • 道に迷わなくなった(あたりまえだ)
  • 迷わなくなったことで「バイクに乗る楽しみ」に集中できるようになった
  • 知らない道でも堂々と突き進めるようになった
  • バイクで遠出をするようになった(遠出ができるようになった)
  • 「とにかく目的地までまっすぐ脇目もふらずに突き進む」ことは減り、気軽に寄り道するようになった

メリットは計り知れない。

もし今、GPSを買うとしたら

 2005年8月現在では選択肢が増えている。とてもよいことだ。「もし自分がいまからGPSを買うとしたら」という視点で考えてみた。

eTrex Legend-J + 日本マップソース

 自分が使っている組み合わせであり、お金にして8万円ほどかかってしまう。たいして値段が下がっているわけでもないみたいなので、現在もこの金銭的な部分がネックになると思う。あと、地図データの転送など少々面倒である。PCいじりが苦にならないなら問題はないという程度だが。

 僕の方向音痴の程度を考えると、やはり地図表示は必要だし、10万以上はかけたくない、と言う点から、やはり現在使用しているこのシステムが第一候補になる。

 少し苦労するようだが、英語版(アジアパシフィック版)Legendに日本地図データをぶち込む、という方法もあるみたいだ。これだと5万程度で済むようだ。


GPSmap60CS-J

 eTrex第3世代機。12万もかかる。しかし、見やすいカラーになったくせにLegendよりも電池駆動時間が大幅 に伸びている点、標準で詳細地図が添付されている点、ルーティングしてくれる、高速なUSB転送、などを考慮すれば、それほど悪くはないかも知れない。

eTrex Venture AP版

 地図表示ができないので使うには割り切りが必要になる。しかし3万程度でGPSの恩恵を受けられるのは大きい。GPS精度に上位機種との差はないのだから。今いる位置に戻ってくる、あらかじめ登録しておいた地点に向かう、などの使い方なら必要十分と思われる。地図を併用すれば無問題。

mio

 mioも候補に挙がるだろう。しかし、雨に弱い点、電池駆動時間が短いのがネックになると思う。基本はWindowsCE機なので(たぶん)、GPSとしてだけではなく、いろいろなことにも使えるようだ。