ubuntuの設定


Ubuntuの設定

 UbuntuはDebian系のディストリビューションです。世界でもっともよく使われているものらしいので、情報がとても豊富です。英語を読む気合いさえあれば、大抵の問題はwebで検索すれば見つかります。個人的には、日本語環境がVine Linuxほど充実していないのがちょっと不満ではありますが、マルチメディアとか開発環境などはすごく充実しているみたいです。あんまり使ったことないですけど。  インストールすれば、すぐ使える、というのが何よりもの利点だと思います。  以下、ubuntuの日本語サイトから引用。

Ubuntuは、コミュニティによって開発されている、Linuxベースのオペレーティングシステムです。ラップトップ、デスクトップ、そしてサーバに利用することができます。このOSには、Webブラウザ、プレゼンテーション作成、文書作成、表計算、インスタントメッセンジャー、その他多くのあらゆるアプリケーションが含まれています。

 ちなみに、現在の最近バージョンは7.04ですが、そのほかLTS (Long Time Support)版として6.06-1があります。僕はこの6.06-1のほうを使っていますので、記述は最新版とは多少異なることがあるかもしれません。

 公式にあるサポート期間は以下の通り。

  • Ubuntu 7.04 - 2008年10月までサポート
  • Ubuntu 6.06 LTS - 2009年6月までサポート

インストール

LVMでインストールしたいので本家からalternate版を持ってくる。ファイルシステムはXFSを選択してみた。ちょっと新しいものに惹かれた。

なんかLVMの設定の変更がうまくいかない。間違えるとやりなおしができなくなる。しかたないので、Alt-F2とかでターミナルが使えるので、ハードディスクの頭のあたりを初期化してあげると、やり直すことができそう。

dd if=/dev/zero of=/dev/sda

満たない感じです。ちなみに、HDDがSATAなので/dev/sdaだけど、UATAならば/dev/hdaとかです。全部やる必要はなくて、数秒待てば始めのパーティションテーブルは削除されるみたい。それで十分。どうせあとでフォーマットするんだしね。

印刷設定

まずCPUSが入っていない。CUPSは(Common UNIX Printing System(tm))の略らしい。早速探して入れる。

sudo apt-get install cupsys

これでなんかたくさん入った。起動。

sudo /etc/init.d/cupsys start

あとは、http://localhost:631/にアクセスする。GUIなので適当に設定。

これ以外にも、実はxfceの印刷設定ユーティリティがGUIで付いていました。サーバに接続すれば、ブラウザを使わずにGUIで設定できるのでこっちの方が便利かも知れませんね。まぁ一度設定したらそんなに変更することないけど。

emacsの設定

 Vine Linuxに比べて、Ubuntuが面倒だな、と思うのはemacsの設定です。Vineだと始めからかなり充実した.emacsが用意されているのですが、ubuntuではそれがありません。そして日本語が文字化けします。これは、公式にある方法で直すことはできます。

http://old.ubuntulinux.jp/wiki/Emacs

 とはいっても、僕はemacsで日本語は使わない、と決めちゃったので、しばらくはこの設定はするつもりなしです。一応昔動作確認はしたことがありますので、参考までに。

aspellの設定

最近のUbuntuでは初めからaspellは入っているのですが、辞書はインストールする必要があるみたいです。とりあえず英語しかいらないので、以下のようにやります。

$ sudo apt-get install aspell-en

で、emacsのなかで"M-x ispell"とかやるとスペルチェックができますが、デフォルトのままだと以下のようなエラーが出てしまいます。

Error: No word lists can be found for the language "ja_JP".

これは、こちらのをページを参考にすれば修正できます。

http://diary.hikita.org/200401.html?to=200401072

つまり、/etc/aspell.conf or ~/.aspell.conf に

lang en_US

と1文だけ書けば解決します。webで検索すると、emacsを"LANG=C"環境で起動すればいい、とかもありますが、こっちのほうがエレガントだと思います。