起動型能力とは、能力の3つの分類の中の1つで、
テキストに
「[コスト]《タイミング》効果」
という書式で書かれている。
プレイヤーは優先権?を持っている時に、起動型能力を起動できます。
(参考:総合ルールver.19.00 第4部 3章 起動型能力)
起動型能力は以下の手順で起動されます。
1.プレイヤーは、起動型能力の起動を宣言します。
それが手札などの非公開情報?であるカードの場合、そのカードを公開します。
2.能力が効果の選択を求める場合、どの効果を使用するかを宣言します。
3.能力が、コストにカードのデータ?を参照する場合、
そのコストは参照された値に決定されます。
能力が、選択可能な追加コスト?や代替コスト?などを持っている場合、
プレイヤーはそのどれをどの方法で支払うかを選択します。
能力が、変数を含む使用コスト?を持っている場合、
プレイヤーは変数の値を決定します。
その後、宣言した起動型能力は、スタック?の1番上に乗せられます。
4.コストの中には本来のコスト支払いに追加して支払われるコストである追加コスト?、本来のコストのかわりに支払われるコストである代替コスト?が存在します。
カードをプレイする際の追加コスト?はテキストの1番上に
「[追加コスト?]」で表される事があります。
代替コスト?は「支払うにあたり、そのコストを[代替コスト?]にしてよい」で
表される事があります。
5.能力のテキストの中に「対象?の〜」という語句が含まれている場合、
プレイヤーは対象?を選択します。
まず、選ばれる対象?の数が変数の場合、プレイヤーはいくつの対象?を選ぶかを
宣言します。
次に、対象?になるものを宣言します。
起動型能力は、テキストで指定された適正な対象を選べない場合、
起動することができません。
6.能力が「ダメージを割り振って与える」など、複数の対象?に異なった影響を与える効果を持つ場合、
プレイヤーはそれぞれの対象?にどのような影響を与えるかを宣言します。
能力が複数の対象?に数値を割り振る場合、それぞれの対象?に少なくとも
1以上の数値を割り振らなければなりません。
7.能力のコストを確定します。
この後で、効果によってコストを変更しようとしても影響を与えることはできません。
8.プレイヤーは選択したすべてのコストを同時に支払います。
9.ここまでの手順が完了した時点で、能力が起動されたことになります。
起動れた時に誘発?する能力は、この時点で誘発?します。
その後、アクティブプレイヤーは優先権?を獲得します。
(参考:総合ルールver.19.00 第4部 第7章 スペルのプレイと起動型能力の起動)
ルールによって認められた起動型能力として、プランゾーンの作成?、
プランゾーンの更新?、ユニットの移動?があります。