《ゼウス》


《ゼウス》

カードデータ


カード名ゼウス効果:
耐性−「エネルギーゾーン効果」を持つカード(このカードは「エネルギーゾーン効果」を持つカードからダメージを受けず、その対象にならない。)
●このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、このカードがバトルスペースにあれば、あなたはバトルスペースの対象のユニットを1枚選び、このカードのあるスクエアに向きを変えずに置く。
種族/属性スターロード/フォーリナー
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白1無3移動コスト白1無1
パワー4000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 132/200Rare?-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、中型?スターロード
 種族フォーリナーを併せ持ち、耐性−エネルギーゾーン効果?CIP誘発型能力による吸引能力を搭載したユニット

 スターロードであり、エネルギーゾーン効果?に関連した能力を持つ。
 耐性−エネルギーゾーン効果?を持つカード、は《天魔クー・フーリン》が持っていたものと同じくダメージも受けず対象にもならないという優れもの。
 エネルギーゾーン効果?を持っているカード自体は少ない方ではあるが、《天魔エーディン》らを活用できればシャットアウトできるのは強力。そしてこの耐性−エネルギーゾーン効果?により、誘発型能力による吸引能力が生きてくる。
 このカードがCIPした時に、バトルスペース?ユニット1体を対象にこのカードのいるスクエアに置くという吸引能力が働く。
 このカードのいるスクエアに無理矢理動かすので、ほぼ強制的に戦闘を行う事ができ敵軍エリア?に引きこもった相手ユニットを倒したり、相手の動きを抑制するのに役に立つ。
 同系の吸引能力を持つ《シェカラート》《ブル・ショット》らと比較して、このカード自身のパワーが低いので一見して影響力が低いようにも見えるが、ここでスターロード特有の耐性−エネルギーゾーン効果?が真価を見せる。
 このカードはエネルギーゾーン効果?を持つカードにならば対象にもならずダメージ?すら受けないため、エネルギーゾーン効果?さえあればバトルによるダメージによりこのカードが倒される事は無い。加えて、バトルが引き分けた時は攻撃した側のユニット墓地に置かれるというルールがある。
 つまりは、《天魔エーディン》らがエネルギーゾーン効果?を与えているユニットをこのカードが吸引してしまえば、どんな高いパワーユニットでさえもルールエフェクトで葬る事が可能。
 ユニットを直接倒すという意味合いでは《天魔クー・フーリン》を凌ぐ事もあるのでスターロード内での戦闘力はかなり高い。

 だがしかし何と言ってもこのカードの急所はスターロードである点だろう。
 いくら耐性−エネルギーゾーン効果?があるとは言っても、エネルギーゾーン効果?を直接内包するユニットはごく少数であり、どうしても単体では機能しない場面が多々ある。
 そこで《天魔エーディン》《天魔エポナ》を活用してのルールエフェクトによる破壊を狙いたいが、ここで怖いのはバトル?タイミングによる除去?を受けてしまう事だろう。このカードよりも高いパワーを持つユニットを引き込んで倒そうとしたらダメージがスタックに乗る前にバトル?タイミングの除去?《天魔エーディン》らが受けてしまい、結果耐性−エネルギーゾーン効果?が機能せず、ただ相手ユニット自軍エリアに引き込んだだけで終わってしまったというのはよくある話。こうなると持ち味が活かせないどころかデメリットにしかならない。
 あくまでもスターロードありきとしてのユニットであり、使用する場合は《天魔エーディン》らが倒されないように注意して使う必要もあるだろう。

 ルールエフェクトによる破壊が主ではあるも、スターロードでは有用性の高い一枚。
 スターロードの戦力として十分に活用して行きたい。

  • 類似する《シェカラート》《ブル・ショット》らと比較して、パワーが低くなっている上にベース?を破壊した際の吸引能力も無いのであちらにあったテクニックが利用できない。
    その代わりデメリットらしいデメリットも無く、耐性−エネルギーゾーン効果?の運用にさえ注意を払えばかなりの存在感を発揮してくれる。吸引能力の再利用は難しいものの、耐性−エネルギーゾーン効果?は残り続けるので腐る事はあまり無いだろう。使い捨て感覚でも構わないが、再利用するならば《密閉されたサイバーワールド》《運命の癒し手ペンラム》あたりを活用したい。

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