特殊処理


カタクリズムでは、たった一匹の特殊ラットが全滅のトリガーになることがあります。
サウンドキュー(キャラの発見セリフや特殊の行動音)に限りなく敏感になりましょう。定位感の良いヘッドセットは特殊の発見にとても役立ちます。
発生を検知したら、いったん止まって先に処理するのが基本です。遠すぎる場合や処理困難な地形にいる場合は、警戒しつつ前進して引きつけます。挙動のおかしいプレイヤーがいる場合は、あなたが気づいていない特殊に気づいたのかもしれませんね。

位置を覚える、推測する

特殊が発生する位置、進行するルートはマップごとに予め決まっています。
そのため十分に慣れたマップならば、「この位置でこのような加減に音が聞こえたらこの位置から来る」「この位置にいるキャラクターが発見セリフを喋ったということは、こちらから来る(基本的には近いキャラが喋る)」という具合に、サウンドキューの出た時点で特殊のおおよその位置を推測することができます。
また、特殊の行動音が聞こえている場合は、視点を左右に振って音源の位置を探ることで、ほとんどの場合は位置を特定することができます。 これを利用して、ロックオン可能な武器なら敵の姿が見える前の時点に倒すことも(障害物ごしにロックして極端な曲げうちを使う)できますので、接敵前に排除できるのが理想ですね。
発見セリフについては、各々の特殊ラットについて特徴的な単語を頭に入れておくと聞き取りやすくなるかもしれません。

確殺を覚える

装備性能のデータシートと敵のHP一覧をよく見て、自分の使う装備の確殺ラインを覚えましょう。よく使われる武器については、こちらに目安を載せています。
どの攻撃の組み合わせでどの種類の敵が死ぬのか把握するのも大変重要ですが、逆に、各々のプレイヤーの処理能力/防衛能力や、対処に手間のかかる特殊はどの種類か、予め頭に置いておくとパーティとしてスムーズに対応できます。

アーマーの対処(HP20点/アーマー)

発見セリフに頻出する単語:storm vermin 、armor rat、warrior rat、black fur
TF:5射orHS+1射
ハンドガン:2射orHS
クロスボウ:3射orHS
縦振りがめちゃくちゃ長くて判定が厚い上に攻撃力100=即ダウンなので非常に危険です。配置数が増えましたので、装備を構築する際には必ず、アーマーにどう対応するのかを想定しておきましょう。
TFなどで接敵前にさくさく取れると安定度が増しますね。アーマーは、メレーで対処しなければならない状況になった時点で危険なのです。
もしメレー域への接近を許してしまった場合には、CCの強い装備のプレイヤーが前に立ち、できるだけ攻撃を振らさずに味方が仕留められる状況を作りたいですね。
メレー域では、誰が仕留めるか/誰が受けるかを意識して対応しないと瞬間的にパーティが壊滅することがありますので、近接時にレンジ武器で狙うのは控えめに。ドワーフとクルーバーは役割としてアーマーが押せるプッシュであること(デヴァステ付きor素盾以上)が期待されていると思って動いた方が良いでしょう。ハンドガンで仕留め損なったとしても、リロードしているヒマはありませんよ。
危険な状況になったら、落ち着いてガードが安定です。一撃でガードがなくなりますが、即座にそのまま下がって味方とスイッチしてしまいましょう。攻撃速度は遅いですからね。

ガスラットの対処(HP30/通常)

発見セリフに頻出する単語:gas、poison
TF:4射orHS
ハンドガン:2射orHS
クロスボウ:3射orHS+1射
グラッジ:1〜4射程度(中距離まで)
もっとも危険な特殊です。とにかく気合で対処しましょう。ラッシュ中に放置すれば、それだけで全滅の危険性もあります。
ラッシュ中にサウンドキューが来た場合は、多少危険があっても十分な視界が確保できる位置まで戦線を押し上げると対処がしやすくなります。
ラッシュ中のガスラットは無理をして処理するか下がりながら耐えるかの判断が難しいシーンが多いですが、じりじり下がって対応するのが良い場合が多いです。はぐれないように注意して動きましょう。モクモクになった場合はガス越しに音で定位してping連打、ping状態に持ち込めるかどうかが勝負の分かれ目です。
ただし、多少のHP減少や、場合によっては自分のダウン/死亡を覚悟しての処理が必要な場合すらありますので、思い切った判断で対処しましょう。
また、この特殊ラットは一部モーションに無敵時間があるようです(バグなのか仕様なのかは不明)。段差の昇り降り以外に自爆に移行するモーションにも無敵がありますので、連射で仕留められない場合があります。

ランナーの対処(HP20/通常)

発見セリフに頻出する単語:backstabber、gutter runner、assassin
TF:3射orHS
ハンドガン:確殺
クロスボウ:2射orHS
グラッジ:1〜4射程度(中距離まで)
ver1.5でかなり賢いAIになりましたので、あまり深追いせずに警戒しつつ進まなければならないケースも増えましたが、基本的にはできるだけ迅速に処理したい特殊です。
意外にHPが多いので、武器によってはかなり対処しづいらいですね(TFで対処しづらい点も要注意です)
サウンドキューが来たら安全そうな障害物を背にしてランナーが攻撃できる方向を限定すると、対処が容易になります。ステップ回避は容易なので落ち着いて動きを見ましょう。
また、乗る際に周囲のプレイヤーを強く突き飛ばしますので、落下死の危険のある位置からはすみやかに離れましょう。
正面から飛びかかってくるのを落ち着いて待ち構えると良い場合が多いですが(距離・武器・ラグ状況によって、撃ち落とすか避けてから撃つかを使い分けます)、その他にも段差の昇り降り時や、ダメージを与えた際の前転モーション中なども狙いやすいポイントです。


パックマスターの対処(HP36/レジスタント)

発見セリフに頻出する単語:packmaster、strangler、hook rat、skaven slaver
TF:2射orHS
ハンドガン:胴撃ちで1点残る
クロスボウ:胴撃ちで5点残る
FB:チャージ直撃+爆風で確殺、爆風中心部でも確殺、爆風端でも残り10点程度
ver1.5で、横ステップによる回避がぬるくなりました。
唯一のレジスタント属性の特殊ラットですので、武器相性が他と違います。ウィザードの攻撃が通りやすいことを覚えておきましょう。
サウンドキュー無しで曲がり角などに待機している場合もありますので頭に入れておきましょう。先頭のプレイヤーは常に後続から離れすぎないように!
ラッシュに混ざってくるケースは対処が難しくものすごく危険です。ラッシュ時に混ざってくるケースでは引き回し中に殴るネズミの量が多いためつかまった瞬間にほぼダウンが確定し、数秒と持たずに死亡しますので、放置すると次々につかまって全滅させられることすらあります。
ラッシュ中にサウンドキューが来たら、ラッシュを食い止めつつ接近してくる方向を特定しましょう。曲がり角や戸口でラッシュを受けている場合は戦線の位置を下げましょう。視界外から連れ去られる場合がありますし、すぐに遮蔽の向こうへ逃げてしまうので死亡がほぼ確定します。
即座にボムを使用するのも良いですが、捕まった直後に残しておきたくもあり、悩ましいところです。瞬間的なラッシュ処理能力が高い装備なら、無理してでも雑魚の数を減らしておくと良いかもしれません。
ハンドガン一発では死にません(1点残る)のでご注意を。TFもHSが必要です。

ラトリングの対処(HP10/通常)

発見セリフに頻出する単語: rattling、gunner、gun rat
TF:2射orHS
ハンドガン:確殺
クロスボウ:胴撃ちで2点残る
グラッジ:3〜4射(近距離のみ)
基本的には、こいつが湧いたら当たりです。
とはいえ近距離でもらうとダメージがろくでも無いですのでメレーで処理する場合は油断できませんね。
アーマー属性かつHPがかなり低い(10点)という特徴があるので、処理の参考に。目の前に湧くことが増えましたので、メレーでの確殺ラインも覚えて置きたいところです。