UC瑞渓院


武将名ずいけいいん
瑞渓院今川氏親と寿桂尼の娘で、北条氏康の正室。花倉の乱を控えた天文4年頃に北条家へと嫁ぎ、次男で嫡子となる氏政らを生む。氏親の後継となった義元が河東一乱を機に北条家と一時断交しても、瑞渓院は小田原に残り、家中の子どもたちの団結と発展を促した。

「家族が争うなんておかしいよ!わたしはそんなの許さないんだから!」
コスト1.5
兵種槍足軽
能力武力5 統率3
特技防柵 魅力
計略戦火の徒花今川家の味方の武力が上がる。さらに計略発動時に自軍の最大士気が上がるが、計略終了時に自軍の最大士気が下がる。
必要士気4
Illustration :サクマミツロ


先んじて北条家にて出ていたUC瑞渓院が、ようやく今川家として登場。
義元や氏輝と兄弟であり、前述の通り、後の北条氏康の正室である。
嫁いで約15年後に籠城中の小田原城内で亡くなったが、
明確な死因は分かっておらず、今のところは自害説が有力な模様。
その後、巴御前ゆかりの小田原・善栄寺に葬られたとの事。

スペックは柵持ちの武力5で、それなりにこなせる感じ。
特に1.5コストの柵持ちが弓か、用途の限られるUC鵜殿長照ぐらいしか居なかった所に
戦火系デッキに使える柵持ち槍が出てきたのは小さくは無いだろう。

計略は、「範囲内の今川家の武力を+3し、最大士気を2回復。効果終了時に最大士気を-3する」にするという物。
範囲は戦場の1/4程度の自身を含む前方円。
効果時間は約6.9c(16.5秒)、統率依存は0.21c(0.5秒)。

戦禍・統治系計略は今まで最大士気を下げるだけor上げるだけしか出来なかったが、
この計略はそのどちらも出来るという非常にフレキシブルな采配。
最終的に最大士気自体は-1されてしまうが、士気4でどちらでも使える采配という点は非常に有難い。

この1枚により、今まで相性が良さそうで悪かったSR三浦正俊SR今川氏親との
組み合わせ、爆発力共々だいぶ現実的なラインになった。
(それでも最大士気の管理はかなり難しい部類であるとは思うが)

ただし、上記の通り最大士気自体は最終的に下がってしまうので、
これ1枚だけではなく、何かしら統治系は入れておいた方がいいだろう。