Doc / control


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2010-03-15 (月) 18:33:27更新
カテゴリ[[:]]
原文http://www.mplayerhq.hu/DOCS/HTML/en/control.html

3.3. コントロール

MPlayerは完全に設定可能なコマンドドリヴンのコントロールレイヤーを備え、キーボード・マウス・ジョイスティック・リモコン(LIRCを使います)で操作する事ができます。
キーボードでの操作方法は、man pageを参照して下さい。

3.3.1. コントロールのコンフィグレーション

簡単なconfig fileを用意する事で、MPlayerの全ての操作を好みのキー/ボタンで操作できるようになります。書式は先にキーの名前、続けてコマンドです。デフォルトのコンフィグファイルは HOME/.mplayer/input.conf にありますが、 -input <em>conf</em> オプションを使ってオーバライドできます(相対パスは HOME/.mplayerに対する相対位置です)。

mplayer -input keylist でサポートされている全てのキー名称を見る事ができます。mplayer -input cmdlistで設定可能なコマンドのリストになります。

Example 3.1. A simple input control file

##
## MPlayer input control file
##

RIGHT seek +10
LEFT seek -10
- audio_delay 0.100
+ audio_delay -0.100
q quit
> pt_step 1
< pt_step -1
ENTER pt_step 1 1

3.3.2. LIRC でのコントロール

Linux Infrared Remote Control(Linux赤外線リモートコントロール) - 簡単な自家製IRレシーバを使って、(ほぼ完全な)学習リモコンを造ってLinuxをコントロールしましょう!。詳細はLIRC homepageへ。

LIRC パッケージがインストールしてあれば、 configure 時に自動検出されます。インストールに成功すると、MPlayer の起動時に "Setting up LIRC support..." の表示が出ます。エラーの際にはその旨の表示が出ます。LIRC に関するメッセージが出なかった場合は、コンパイルの時にサポートされていなかったという事です :-)

MPlayer の application name は(おどろくなかれ) mplayer です。いかなる MPlayer コマンドも、さらに複数コマンドも \n で区切れば指定できます。 必要な場合は.lircrc の中にリピートフラグをイネーブルにするのを忘れないように(seek, volume, その他)。サンプルの .lircrc から抜粋してみましょう。:

begin
    button = VOLUME_PLUS
    prog = mplayer
    config = volume 1
    repeat = 1
end

begin
   button = VOLUME_MINUS
   prog = mplayer
   config = volume -1
   repeat = 1
end

begin
   button = CD_PLAY
   prog = mplayer
   config = pause
end

begin
   button = CD_STOP
   prog = mplayer
   config = seek 0 1\npause
end

lirc-config file のデフォルト位置(~/.lircrc) を変えたい場合は、 -lircconf filenameを使って別のファイルを指定します。

3.3.3. スレーヴ・モード

slave mode は、 MPlayerのシンプルなフロントエンドです。-slave オプションを使うと、 MPlayer は標準入力(stdin)から1行単位で (\n) コマンドを読み取ります。ここで使えるコマンドはslave.txt ファイルに文書かされています。