カード名 | 波紋の魔氷リップル | 効果: このカードがスクエア以外からスクエアに置かれる時、あなたは自分の墓地の上からカードを3枚選び、ゲームから取り除く。それができないならば、かわりにこのカードを持ち主の墓地に置く。 このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、相手はバトルスペースのスクエアにあるパワー6000以上の自分のユニットを1枚選び、そのユニットの持ち主のプランゾーンにあるカードを裏向きにした後、そのユニットを持ち主の山札の1番上に裏向きで置く。 | ||
種族 | ブリザード | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 青1無3 | 移動コスト | 青1無1 | |
パワー | 4000 | スマッシュ | 1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-3 | IV-3 047/105 | Silverrare | 「オバサン、オバサン。カニのおじさんたち、もっと集めてよ。人手が全然足らないんだからさ」 〜ちびっ子探偵団〜 | MID? |
IV-3 王を超える力にて登場した、青の中型?ユニット。
ブリザードの一体であり、リスクはあるが青らしく強力なデッキトップバウンスを発生させる。
プレイ時のCIP効果で、コストを無視してパワー6000以上のユニットをデッキトップ送りにできる。
中型?や大型?の凶悪なユニットを盤面から消せるのは強力。
また、重要な点として、このバウンス能力は対象を取っていないということも忘れないように。これにより相手が繰り出したアンタッチャブル系統も討ち取れ、そのままスマッシュで埋めてしまえば確実に排除できる。
強力な能力ではあるが、デメリットもいくつかあるため、安易に使用するのは難しい。
まずバウンス?されるユニットだが、対象を取っていない代わりに選択するのは相手なので、狙った獲物をピンポイントで対処できない場合もある。
加えてパワー6000以上のユニット限定になっており、相手の場にそもそもパワー6000以上のユニットがいなければ一切機能しない。
また、逆に何らかのサポート能力を持ったパワーの低いユニットを直撃できないとも言えるのでどれだけ有利に働くかは状況次第である。とはいえパワー6000以上となるとそれなりのサイズを持ったユニットであり、場合によっては相手の主力という場合もあるので、少なくとも相手のユニットを減らせるのは強みである。
また、CIP時のデメリットを忘れてはいけない。
CIPの際に自分の墓地を焼かなければならず、これを満たせない場合、このユニットはスクエアに置かれることすらなく墓地に送られてしまう。これはプレイ時も同様であり、スクエアに置かれなければバウンス?能力も誘発しない。
更にこの除外はスクエアに置かれるのと同時処理であるため、スタック?で《火事場泥棒》を使われると完全にお手上げとなる。他にも《祭儀の踊り子リムセ》などを使われると相性的に場に出すタイミングないという事態も発生する。
また、CIP時の除外は強制であるが、バウンス?能力はプレイ時限定である。カードの効果など出し直しても墓地は焼かれてもバウンス?はできないので、テキストをよく確認すること。
と色々問題点を多く抱えているがそれでもパワーの高い致命的なユニットを排除でき、このカードの使用コストも低く、色拘束も少ないことは十分なメリットである。
種族ブリザードというのも利点の一つであり、《絶対零度の秘法》により合成?の素材として活用ができる。場に出した後に運用が難しいのでさっさと墓地に送れる上、合成?ならば一発で墓地が3枚増やせるので後続のこのカードの効果を有意義に使えるともいえるだろう。
バウンス?だけなら他にも有力なブリザードは多いが、単体でコストの高いユニットに対処できるのは魅力。対象を取らない点を活かし、数多くのサポートを利用して使っていこう。