《具現化する影》


《具現化する影》(ぐげんかするかげ)

カードデータ


カード名具現化する影効果:
あなたはバトルスペースのスクエアにある対象の自分のユニットを1枚選び、このカードを結合する。
このカードと結合しているユニットのパワーを+1000し以下の能力を与える。『このカードがバトルに勝った時、あなたは自分の墓地にある対象の使用コスト3以下のストラテジーを1枚選び、持ち主の手札に加える。』
属性リンク
種別ストラテジータイミングクイック
使用コスト黒2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 042/105Common?-塚本 陽子?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、軽量?ストラテジー?
 リンク?ストラテジー?の1種で、墓地回収追加効果を持つ。

 禁じられし邂逅にて全色に登場した、バトルスペース?の自分ユニットに対して結合?するリンク?ストラテジー?サイクル?

 バトルスペース?の自分ユニットに対して結合?し効果を発揮する。
 基本的にはアンタッチャブル?持ちユニット以外にならば何でも結合?させる事ができるので、汎用性は高い。
 こちらは結合?時に1000のパンプアップ?に加え、結合?対象がバトルに勝利した時墓地より3コスト以下のストラテジー?を手札に加えられる。
 ただ結合?するだけでは基本的に意味が無く、結合?かつ戦闘勝利という過程を経なければこのカードの効果を最大限発揮できない。
 しかし戦闘に勝利できた際の恩恵は大きい。ストラテジー?ならば基本的に何でも良いので、コストが3以下なら火力ドロー?除去?リアニメイト?などなどそれぞれに幅広い回収先が存在する。また、1回での使い切り効果ではないので結合?したユニットが幾度も戦闘に勝ち続ければ繰り返し回収という荒業も見せてくれる。

 このカードと結合?して追加効果を得る《イビルアイ・ブレイカー》とはある程度相性が良い。あちらもパンプアップ?を搭載しており、このカードと結合するとウィニー?などの相手には絶大な力を得る事ができる。ただ両者はそれぞれ独立した強みがあるので無理に結合?を狙う必要も無い。

 難点としては、効果発動までのリスクがやや大きい事か。
 この辺りは《邪印抜刀》と同様の理屈になるが、どうしても戦闘を介す前に除去を貰うとこちらの損失がひどくなり、墓地回収どころの騒ぎではなくなる。
 ましてやこのカードは結合時のパンプアップ?に大きな力を期待できないので、結合?した所でどうなるものでも無いという状態もあるだろう。

 このカードを結合?させるユニットが最初から大きなパワーを獲得していたり、戦闘では非常に有利な能力を持っている場合ならこのカードの効果が生きてくる。他には補給?急襲を持つユニットでも良いだろう。
 このカードは幅広いストラテジー?を回収できる魅力があり、状況によって使い分けをしていくのが望ましい。連続で《失恋の痛み》を撃つ、連続で《スカーレット・シャワー》を撃つ、また保険のために《具現化する影》を回収しても良い。
 他に不思議な使い方として、吸引?能力を持つユニット結合?して見るのも良いだろう。また、バトル?勝利時にダメージが全快するユニット結合?し、それを《進化の苗床》ライン?に置き、加えて《究極の一手》を併用できればエネルギーが続くだけ相手の場を一掃できるといった用途もある。
 だがやはり、狙いたいのは「門」や「衝撃」といったリリースイン?カードだろう。変数Xを持つカード達はX=0という扱いになるので、このカードの回収範囲に収まっている場合が多い。これらのカードを何度も回収し、大量のユニットリリースイン?できれば相手にプレッシャーを与えるだけでなく簡単に詰みに持っていくことが可能となる。
 あえて《邪印抜刀》と併用し、手札が減らないという布陣を敷くこともでき、使い方次第では非常に厄介なカードとなる。
 色々なコンボを開発してみるのも面白いので、様々な魅力の詰まっているカードでもあるだろう。

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