ザ・キング・オブ・ファイターズ 2003
作品紹介
世界最大規模にして最高水準の格闘大会。「キング・オブ・ファイターズ」
その舞台上でルガールは倒れ、オロチが封じられ、ネスツもまた崩壊していった。
繰り広げられていた数々のドラマ。
だが、それらは如何なる時も何らかの厚い幕で覆い隠され、大衆の目に触れることはなかったのである。
そんな因縁を含みつつ、今年もキング・オブ・ファイターズ開催が決定した。
大会の主催者はまたしても謎の存在であり、その不透明さを受け、さまざまな場所で、さまざまな憶測が乱れ飛ぶ。
しかしそれにも関わらず、続々と参加を表明する歴戦の格闘家たち。
知名度の高い参加者が多数いることを確かめると、
それまで慎重だった各メディアも、一斉にＫＯＦを取り上げはじめた。
今大会から導入される新ルール「マルチシフト」、つまり自由交代制の発表を境に、
それは社会現象にまで発展し、世界中の話題を独占してゆく。
スピーディーな試合展開と、チーム単位の戦術が同時に要求されるこのルールを巡り、
新聞・雑誌は毎週のように特集記事を組み、ＴＶでは、にわか評論家たちが机を叩いて熱弁をふるう日々が続いた。
「まだまだ世界には、とてつもなく強い連中がいる」
牙刀、グリフォンマスク、デュオロン、シェン・ウー。……そして、アッシュ・クリムゾン。
彼らの名前がネットを通じて次第に知られるようになったのは、
まさにこのＫＯＦ騒ぎが契機であったのだ。彼らはＫＯＦに波乱を巻き起こす新星になれるのか？それとも……
熱狂の日々の中、着々と準備は進む。
地方大会のステージが決定され、日程が整い、初戦の地に続々と移動する観客たち。
ストリートファイトの雰囲気を演出すべく、会場は市中に設定されたが、
試合の模様は巨大スクリーンで中継放送されることとなり、
期間中、数万人収容規模のスタジアムが、あちこちの都市で確保されてゆく。
２００３年１２月。時は訪れた。
今年も舞台の幕が上がる。
2003年内の稼動が危ぶまれていた中、何とか稼動に漕ぎつけたKOFの10作目。
マルチシフト制・「主人公なのにキモイ」をコンセプトに作られた新主人公アッシュ・
ついに解禁(?)された餓狼MOWのキャラの参戦・微妙に復活した2001以前のキャラとチーム・
キモさの頂点をきわめたアテナの新コスチュームなどそれなりに見所はあったはずだが、
2003年に無理に稼動させたせいで作りこみが甘かったのか酷評の嵐で、
大半のゲーセン及びゲーマーの記憶からはあえなくフェードアウト。
尚、エミュ等の原因のため、この作品を最後にKOFはNEOGEOから引退。
ATOMISWAVEに環境を移したが、そのせいでKOF2004は白紙に。（KOFXIとして2005に稼動）
毎度毎度お馴染みのキモストーリーに使われる”今年もKOFが〜”のフレーズが使えなくなってしまった。
（ちなみにKOFXIは年数の呪縛から解き放たれたのか、
オフィシャルストーリーではやっぱり”今年もKOFが〜”のフレーズが使われている）
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スクリーンショット及び本スレでの動き
恐らくはダンプの大本命と思われるKOF2003が流れた事でスレ内は大興奮。
新キャラや操作性、煮詰めが足りないシステム等、クソゲー要素も満載のため
そっち方面からも盛り上がってくれた。
ちなみに、この時に色々なネタが生まれたがそれは別ページに。
余談になるが蟹スレが『NEOGEOスレ』から『蟹スレ』に変貌したのはこのあたりであろう。
皮などで動かないなどの不満はあったが、KOF2003は一応ダンプされた。
KOF2002やSVC等と違って音声の不具合も特になかったため
（透過ゲージの問題はあったが特にプレイする上では問題ない）
初代スレの目的『サム零とかメタスラ５とかKOF2003とか』は、ほぼ達成されたといえる。
『蟹工船』のコピペは以前からあったがこの時点ではさしたる勢いもなく、
このスレは終焉に向かうはずだった。。
が、なんと次スレについたタイトルは『ポチっとにゃー』
恐らくはNEOGEOの話題をある程度続けつつ、KOF2003に群がる厨房よけのため、
このようなスレタイにしたのであろう（当時としては名案だった）。
しかし、これが「スレの内容がまったく分からないスレタイをつける」という
後の蟹スレのデフォとも言える流れを作ってしまい、蟹コピペが氾濫する下地が作られる。
また、KOF2003の後の作品は話題に上ってからダンプまでのスピードが鈍化。
（上記３作が異常なだけで、実際はごくごく普通の事なのだが）
これが慢性的な話題不足を招いて必然的にNEOGEOとは関係ない蟹コピペが活躍できる
状況が生まれる。
さらに最悪な事に蟹コピペに魅せられる者が増加。
いわゆる『tanasinn』『ラヴィ』『びっくりするほどユートピア！』と
似た効果だと思われる。
（最初は意識してなくても徐々に自分の意識を乗っ取られるパターン。
受けない人間には全く受けない）
こうして蟹スレは「NEOGEOの話題より蟹の話題が多い」という食材と調味料の逆転現象が起こってしまった。
この事が、後にプレイモアがNEOGEOから撤退した後も
『NEOGEOが滅びても蟹スレは滅びぬ！何度でも甦るさ！』
という
とんでもない事態を引き起こしてしまい、後のスレでプロギアがダンプされた時に
スレの存続を巡って、スレ終了派と蟹存続派との間で泥沼の争いが繰り広げられる事になった
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