ソロギター講座 / コードを弾いてみよう(バレーコード編)


コードを弾いてみよう(バレーコード編)

バレーコードとは何か?

バレーコードとはセーハするコードのことです。と、いきなり言われてもわかりません。セーハとは指で複数の弦を押さえると言う意味です。

初心者の難関コード F

誰もが最初に躓くコード、F。これのせいでギターを諦めた人も多いはず。

押さえ方はこうなります。

guitarf.jpg

「指は5本、でも赤丸は9個。どうやって押さえるの?」そう、そこで重要になるのが最初の難関「セーハ」です。これはその場で手取り足取り教えるわけにもいかないので自分が納得いくまで押さえ続けるしかありません。

まずはパターン1(クラシックフォーム)

  • 親指:ネックの後ろから挟み込むようにしっかり支える
  • 人差し指:全ての弦の1Fをセーハ
  • 中指:3弦2F
  • 薬指:4弦3F
  • 小指:5弦3F
codef.jpg

コツは4つ。

  • 人差し指は指先と第三間接だけに力を入れる。無理に全ての弦を抑えようとしない。
  • 指は出来るだけフレットに近づける。
  • 肩や肘を使って押さえやすい角度を見つける。
  • 全ての弦がビビらずに綺麗に鳴るまで何度も繰り返す。

指が痛くても耐えてください。そうやって指を硬くしていくことによって弾けるようになります。

次はパターン2(ロックフォーム)

  • 親指:6弦1F(もしくはミュート)
  • 人差し指1:2弦1Fをセーハ
  • 中指:3弦3F
  • 薬指:4弦3F
  • 小指:5弦3F
codef2.jpg

個人的にはクラシックフォームの方が楽ですがどちらも出来るようになっておいて損はありません。かといってどちらも出来ないと駄目なわけでもないですが。

ちなみにこれを横にずらしていけばF→F♯→G→G♯→…と半音ずつコードが上がっていきます。ギター(等フレットのある楽器)の長所で特権ですね。