協同組合的会社
- 協同組合の普通の中間階級的株式会社に堕落防止
⇒協同組合に働く全ての労働者は、株主であってもなくても、平等の分け前を受け取る必要
- 生産-消費協同組合は、資本制経済の中においては、資本化が困難な局所的領域を除き、資本との競争に晒され没落する
組織的ポイント−中心の問題
- 国家の集権的な権力を否定しながら、同時に多数のアソシエーションを綜合する「中心」
- アナーキズム的統治
- アナーキー=自己統治の形態
- アナーキズム=「政治機能は産業機能に還元。社会的秩序は取引と交換という事実に由来」
- 「自由と権威のアンチノミー」
- 「中心があってはならない」「中心がなければならない」という二つの命題
- アソシエーション=アンチノミーを解決する「原理」・ひとつの新たなシステム・契約
- 二元性が不可避的であることを認めたうえで、それが固定化しないシステムを考案すること
- 「代表制と官僚」
- 「ブルジョア独裁」=議会制民主主義(匿名投票による普通選挙)
- 官僚=分業の発達した社会では不可欠
- パリコミューン=立法機関であると同時に行政機関⇒私人(市民国家)と公人(政治的国家)も二重性の揚棄(社会的国家)
- アテネの権力の固定化を阻止するシステム =選挙ではなく、「くじ引き」(官吏の選任・官吏を監視する弾劾裁判所の陪審員)
- 権力の集中する場(「中心」)に偶然性を導入し固定化を阻止
- 代表者選挙=代表する者と代表される者の固定的な分離⇒無記名(連記)投票で3名を選びその中から代表者をくじで選ぶ
- はじめよりハイアラーキー(位階)の存在を前提として、それが各人の合意により成立し権力の固定化が生じない選挙とくじ引きの導入
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2005-06-02
2005-06-01
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