陰陽道


陰陽道中国伝来の陰陽五行説に基づき、天文・暦数・卜筮(ぼくぜい)などの知識を用いて吉凶・禍福を占う方術。


参照
【陰陽道】
朝廷がこれを採用し、陰陽寮を設けた。
ちなみにこの陰陽寮に属し、占筮(せんぜい)・地相判定などをつかさどったのが陰陽師。
10世紀に陰陽道・天文道・暦道を究めた賀茂忠行・賀茂保憲父子が現れ、その弟子が安倍晴明。
忠行・保憲は晴明に天文道を、保憲の子光栄に暦道を伝え、天文道の安倍氏(のちの土御門家)と暦道の賀茂家が二大宗家として独占的に支配するようになった。
その他、清明のライバルとして蘆屋道満も有名。
平安時代には全盛を極めた。
安倍晴明が使った五芒星は「晴明印=セーマン」、蘆屋道満が使った六芒星は、「道満印=ドーマン」と呼ばれ、魔法律のマークは「ドーマン」をモチーフにしている。