コックリさん


コックリさん
類語:こくり、こっくりさん、狐狗狸


  • エンジェルさん、キューピットさんとも呼ばれる。
    低俗な動物霊である狐・狗・狸の字を合わせてできた呼び名の通り、
    お手軽な降霊術として西洋から渡ってきたが、実際は手軽とは呼べない。
    西洋ではテーブルターニングと呼ばれる。
    無作為に降霊するため、場所や人によっては危険な事になる。
    霊媒体質であるナナのような人間がいて降霊術を行うと何が起きてもおかしくない。
    実際に、リカユミコックリさんの霊を喚び出してしまった。(第37条

参照
【コックリさん】
民間で行われる占いの一つ。
まず、三本の竹を三つまたに組んだ上に盆を載せる。
次に三人がそれぞれの右手の指で盆を押さえる。
その一人が祈り事をすると、自然に盆が動きだし、その動き方で吉凶を占う。
その後、西洋から渡ってきたウィジャ盤による降霊術に影響を受け、現在の形式に落ち着いた。

【ウィジャ盤】
「ウィジャ」とは、「Yes」を意味する「Oui(ウィ)」(フランス語)と「Ja(ジャ)」(ドイツ語)を結びつけたもの。
ウィジャ盤には26文字のアルファベットとイエス・ノー、その他の記号などが記載されている。
使用者はプランシェットと呼ばれるガイドに指を軽く当て、異界とコンタクトをとることによってそれを移動させ、表わされたメッセージを読み取る。
ウィジャ盤が動く理由として、使用者の無意識下の力で動く、呼び出された死者の霊や悪魔の力で動くといった説がある。