はぁぁぁ隊4話


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道は長く、そして空気は暑苦しい

一人の少年がそこに迷い込んだ

その道は果てしなく、そして終わりという言葉がなかった

なぜこの道を自分は歩いている?なぜ自分はここにいる?

そう疑問を持っても少年は道を永遠と歩くことしかできない

止まることは出来ない、それは本能でわかっていたような気がする

そのうち自分の体につくものにも気づく

なんだと思ってもすぐに答えは浮かぶ

こ れ が 力 、 力 が 俺 を 蝕 ん で い く

時間:遠征の日の朝4時30分 場所:カズの一人暮らししてる家 目が覚める、携帯のアラームがうるさく鳴っていた。 「・・・・・・・・・・・・・・」 だんだん思考も働き始めそして今日なんの日か思い出した。 「東京・・、か」 少し時間がたって立ち上がる。 「っ、・・・・」 頭がクラクラする、原因はわかっている・・・ (昨日またシンの野郎が来たから少し飲まされたんだっけ・・) 今だ少し痛みが走る頭を抑え二日酔いの薬を飲んだ。 とりあえず顔を洗い、そして服を着替える。 少しの時間を思いつめて外に出た。 「さて、長い2日間の始まりか・・」 アパートの外に停めてある自転車を持ち出しコード1に向かった。

時間:カズが家を出てから10分後 場所:コード1の入り口前 「おーいカズく〜ん」 ケンさんがこっちを見つけて手を振っていた。 「俺が最後か・・・」 そして自転車をコード1の自転車置き場に置いた。 自転車のことはコード1の店員にも許可貰って2日間置かせて貰うことにしている。 「よーっ、昨日は眠れたか?」 ゆうは珍しく早起きできていたようだ、なんだかんだでこいつの陽気なところは朝ではかなりうっとうしくなりしかも・・ 「顔色悪いでー、あかん!ちゃんと体調管理もしとかへんと遠征はほんまきついで!」 ゴウもこっちに指をさして俺に訴えてくる。今日も丁寧にバンダナをつけて半そでにジーパンのいつもの姿でいる。 「いや、別に体調のことならもう解決済みだよ。それより寝不足がきついかな」 そしてふあーっとあくびして周りを見渡すとゴウの後ろに女の子の姿が見えた。 「あ、もしかしてもう一人の人?」 ゆうが言ってたのはこのことか・・たしかに見て驚いた。 「始めまして、カオルです。よろしくお願いします。」 礼儀正しくお辞儀するカオル、結構かわいいから少し見惚れていた。 年は俺らと同じくらいだろう・・。 「こちらこそよろしく、っとそろそろ時間やばいんじゃないんですか?ケンさん」 「あぁ、うん。たしかにじゃあカオル君はゴウ君のワゴンRで乗っていって。ゆう君とビート君は僕と一緒に。」 「よっしゃー俺の初自分の車で旅行や、はりきっていくでー」 「ゴウさんよろしくお願いします。」 はりきるゴウにカオルはぺこぺこ頭を下げる、そして二人は車に乗って先に行ってしまった。 「あれ?先に行っちゃいましたけど大丈夫なんですか?」 「大丈夫大丈夫、途中パーキングエリアで待ち合わせしてるし。」 その言葉を聞き少し気になってケンさんの車見た、同時に納得した・・・・ 「インプレッサ・・・マジかよ・・・」 まさかケンさんがこんな車持っているなんて想像つかなかった。 これならゴウのワゴンRなら簡単に追いつくであろう。 「ではゴウ君達が行って10分たったことだし僕らも行くよ。」 そして俺は運転席の隣に座ってゆうは後ろに座った。 「あれ?なんで後ろに居るのにお前シートベルト締めてるんだ?」 シートベルトを締めてるゆうを見て俺が言葉を言った瞬間・・ 「うわっ!!!???」 突然車は急発進して狭い路地の道を猛スピードで走っていく。 こっちも急いでなんとかシートベルトを締めて身をシートによせる。 っというよりもGがかかっていてよせられていると言ったほうがいい。 メータ見るとせまい路地の道を130キロで走っている。 「ちょケンさん、少し飛ばしすぎじゃ・・」 「は?これぐらいで何言ってるんだ?お前」 「えっ?」 ケンさんを見るとかなり怖い顔で運転している。そこにはいつも自分が知っているケンさんがいなかった。 (もしかして・・・ケンさんハンドル握ると性格が変わるっというやつなのか?・・・・そんなの漫画しか見たことないぞ) そして道は広い道に入りそしてそのままインプレッサは180キロで道を走っていった。

パーキングエリア|λ…… 30分たってようやく地面に足を付けれた・・・。 あのままのスピードでずっとシートに押し付けられていたから収まっていた二日酔いも振り替えしてきた。 「お、やっとゴウ君達も来たな」 後ろにワゴンRが迫ってきた・・・。 「お〜いゴウ〜、ここだ〜」 叫んで手を振るゆう、ワゴンRはこちらを見つけたかこっちに向かって走ってくる。 「・・・・・って・・おいおい・・・まさか・・・」 おもわず声が出てしまった。ゴウのワゴンRは減速しないままこちらに来る。 そして・・ 「お〜い、ぐばぁあ!!???」 止まらないワゴンRは少し前でブレーキしたが止まらず、ゆうにぶつかってその衝撃で止まった。 飛んでいくゆう、そしてバタリと地面におちた。 ワゴンRからはゴウとカオルが降りてくる。 「いや〜わりぃわりぃ、まだ運転慣れてへんねん♪」 そしてゴウは笑顔でケンさんと話している、ゆうを無視して・・。 カオルはまたどうすればいいかわからずオロオロする。 「お〜い、生きてるか〜?」 つんつんと指をゆうのほっぺたにつっつくとスクっと起き上がった。 「おい、ゴウ!お前な〜駐車くらいしっかりしろよ・・」 ゴウに指さして笑いながら言うゆう。 (普通、喧嘩おきてもおかしくないんですけど・・・、ってかそれだけでいいのか?ゆう・・) そのへんゆうの陽気さがその事態を避けさせている。 「じゃあそろそろ行こう、時間もないしね」 またあの運転乗るなんてかなり気がめいる。 そして車に乗り込みケンさんがシートベルトを締めた瞬間・・・ 「じゃ行くぞ!ゴルァ!」 また人格が変わるケンさんを横に俺は横で三途の川を見ていた・・・。

場所:目的地の10分徒歩で歩く駐車場 時間:13時23分 「あれ?ケンさん達まだや・・どしたんやろ・・」 ゴウがワゴンRから降りてつぶやく。 「あ、カオルちゃん。ケンはんの携帯かけてみい」 「え、あ、はいわかりました。」 自分の携帯を出しケンに電話をかけるカオル・・しかし・・ 「駄目です・・・つながりません・・・どうしましょう?」 「なんやなんかあったんかな〜?まぁほっといても後から着くと思うから先行っとくか。一応ケンはんに先行っとくとメール頼むわ」 そしてケンとカオルの二人は歩き出した。

場所:東京のウラ路地のゲームセンター「ホックスター」 時間:13時35分 ウラ路地にある怪しい店、来る途中もガラの悪い連中がうろついてた。 「ここや、なんやえらい目つきの悪い野郎が多いの〜」 「ちょ、ゴウさん。聞こえますって・・」 慌てるカオルを見てそして 「っしゃ、じゃあとりあえず入ってみるかいな」 店内に入る二人、そしてその二人を入っていく光景を見ていたものが居た。 「あれ、誰もいない・・・」 カオルがつぶやく、店内は誰もいない。店員もプレイしてる人も誰もいなかった。 「おかしいな〜、ケンはんがたしかにネットでここの人に伝えといたはずやで」 そして突然、 「キャーー」 店内に響き渡るカオルの声、ゴウは振り向くと。 「お〜おお〜、おんにゃのこがいるのか。よろしく〜」 イレズミをした男がカオルに後ろから抱き着いていた。 「おい、へたなナンパはやめぃ。気分が悪くなるわ!」 ゴウが低い声で警告をだす。そしてイレズミの男はカオルから離れた。 「はいはい、彼氏つきでしたか。残念アンドすいませんでしたっと」 ゲラゲラと汚い笑いをする男、よく見ると後ろには数人の男達が居た。 「っで、なんやあんさんらは・・」 「おっと、自己紹介が遅れたな。俺は“ヤス”、ここのゾイドのNO2を張ってるもんだ」 「ということは今日の相手はあんさんらか・・・わいらは千葉のコード1から来たもんや。とりあえずよろしくな・・」 お互いににらみ合う二人、カオルはゴウの後ろに隠れている。 そしたら突然ヤスの後ろからメガネをかけた男が出てきた。 「おやおや、遠征者って二人だけですか?」 「わけあって、残りのもんは少し遅れる。まぁそれまでに一応交流戦はじめへんか?こっちも時間がないもんでのー」 ゴウがゾイドの固体の方を見る、2台あってそのどちらもタバコの後などが残っている。 「OK,ですよ。では失礼ですがあなたは遠征者の中ではどれぐらいのLvですか?」 メガネの男が聞いた、 「わいはあっちではトップと思っておる、後ろの女の子も心配せず、それなりの力は持っておるでー」 「それでは、まずNO1同士の対戦と行こうではありませんか。その次にこちらのNO2とその女の子と対戦するっと。これならあんまり時間もかかりませんよね?」 「わいはOKや、じゃあさっさとやるで。そっちのトップは誰や!」 メガネの男がそのまま自分だと主張する。 「俺は“ヒビキ”っというものです。よろしく」 「わいの名前はゴウや、さっさと終らすで!」 そしてゴウは固体に近づき財布を出す。 慌ててカオルが後を追う。 「ゴウさん、大丈夫なんでしょうか?」 「まかせておき、それよりカオルちゃん。あいつらには気をつけぇ。なにするかわからんであれは・・」 その言葉を聞きうなずくカオル、そしてゴウは1コインを入れてカードを入れる。 そしたら自動的に対戦画面へと変わった。 (どうやら強制対戦やな、相手は・・・RHや・・) そして対戦が始まった。

場所:フォボス基地 セット数:2セット タイム:60秒                   LSvsRH

赤いLSが吼える、ゴウは画面を見つめたまま何も言わない。 (最初っから本気でいくつもりだわ、ゴウさん・・) カオルが後ろで心配そうに見ながらもあっちの男達を注意して見ている。 (一応ケンさん達にも伝えといた方がいいかしら・・・メールしとこ・) そしてバトルは始まった・・。 RHの装備はビームランチャーと3連リニア、そして大型ミサイルバインダーの重火力装備、あきらかにキャバオーバーしている。 RHはまっすぐこちらに走ってくる、LSもバルカンを当てながら近づいていく。 そしてRHは交差する前に向きを変え左に走り始めた。 LSはHBしてRHの後ろをつける。 そしてバルカンを撃ちながらRHのすぐ後ろまできた。 「くっ、これでも・・」 RHはHBしてリニアと2連を打つが変わりに3連とパルスに当たった。 「なっ、早い・・」 LSはそのままHBしてさらにRHの後ろにバルカンを当てる、ステップで必死に逃げるが暴風は振り切れずにまたしても3連とパルスを食らう。 「くそ、ここまで強いとは・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 無言で画面を見つめ相手を倒していくゴウ、ついにRHのHPは0になった。 かかった時間は24秒、お互いの力の差も歴然だ。 このままゴウは2セット目もKO勝ちした。 「・・・・ふぅ〜、駄目や。てんで話しにならん。」 タメ息をつくゴウ、ヒビキは苦やしながらヤスに頼むぞと言う。 「さて、カオルちゃん。次はカオルちゃんの番や。コード1の名にかけて頼むで。」 「はい、できるだけがんばります・・」 そしてカオルは座りカードを入れた。 カオルは入れた後顔をパンパンと両手で叩いた。 (これがカオルちゃんの対戦前の儀式や、まぁいつもあんな小心者の性格では対戦できへんからの〜、 これをして自分の気持ちを入れなおすためにしてるって前言ってたからな・・・) ゴウが後ろでカオルを見る、同時にさっきのカオルに抱きついた奴、ヤスを睨む。 (アイツ・・・GGか・・・ならカオルの勝ちやな、カオルちゃんのSCは怖いでー、 ゆういつわいの風をとっぱできる者の一人や・・) そして対戦は始まった。

場所:ヘラス平地 セット数:2セット 時間:60秒             SCvsGG

SCは始まった瞬間GGに近づいていった。 GGはウエポンバインダーをSCに撃つがSCには当たらずSCはそのまま近づく。 「ひゅー♪やるねぇ、じゃあとりあえずめんどいんでこれでも食らってくれないか?」 8連を撃つGG、SCは避けるが・・ 「ほいっとな・・」 ステップを合わせられて実弾キャノンを撃たれるが、しかし・・・ 「そこです!」 SCは着地と同時にブレードを展開し、キャノンの間に入りそのままGGにブレードを当てた。 「なっ、うそだろ・・」 確実に当たったと思っていた攻撃が避けられ、しかもそのまま逆にブレードを食らってしまった。 この状況を見て平然としているのはゴウだけだった。 (これや、どんな状況でも攻撃に変えれるのがこの子の力や) そしてSCはそのままGGの後ろを取り、そしてGGが立ち上がるのを待っていた。 GGは立ち上がりそのまますぐにHBした。 「これでも・・」 GGはバインダーと8連をSCに向かって撃つが今回はブレードを開きながら避けられそのままGGに向かっていく。 「そんなもん2度くらうか!」 ガードするGGそしてSCはHBしてそのままステップするとGGと真正面に向き合う形になった。 「格闘なら範囲は狭いがこちらが早い!、」 トリガーを押すヤス、しかしGGの足は空振りをした。 「なっ、ジャンプ格闘!?」 そのままSCのジャンプ格闘をなすすべもなく、当たる。 (今のはあのヤスって野郎の選択ミスやな、もしカオルがジャンプ格闘しなくても他に攻撃のやり方はある、 例えばさっきからカオルが一回も使ってないやつを使うとか・・) 今度はSCはGGからどんどん離れていく。 GGは起き上がってその後を追う。 「よし、キャノンもリロード完了。」 ステップで行くSCにショートカットを使って詰め寄る。 SCがHBしてショックカノンを撃つ。 GGは当たりながらも8連を撃った。 ステップで避けるSC。 「こんどは遅れずにちゃんと当ててやるよ!」 ステップに合わせて撃つがSCはシールドを張ってキャノンを退けた。 そしてシールドを張りながら次はブレードを出しGGに詰め寄る。 「くそ、しかしガードはしっかり・・!!?」 SCが目の前まで来て突然ブレードを閉じてその代わりSCの周りには白い波紋が出来ていた。 「なっ、投げ!!??しまった・・・」 反応が遅れそのままセブンブレードアタックを食らってGGのHPは0になった。 (見事や、ずっとブレードで攻撃してたのはこれの布石、シールドもブレードに注意させて相手に忘れさせていた。 まぁこれはゆうだけ食らうスキルと思ってたがなんや、こんなもんかいな東京もんは・・) そのままカオルはもう1セット取り勝った・・。

「ほな、わいらも時間がないし帰るで」 カオルがCPUにわざと負けて店の外へ出ようとしたとき・・ 「ちょっと待て!勝ったまま逃げるつもりか?」 ヒビキが携帯を耳に当てながら言う。 「逃げるってわいらは時間があらへんって最初っから言ったろ」 「なに、つれないな〜。もう少し遊ぼうぜ・・。」 ヒビキが言い終わると携帯でやっていいぞと言った。 そしたら外が騒がしくなった。 「俺ら最近ストレスが溜まっていてね、それに今ので完全にストレスが限界きたのよ・・。責任とっても貰わなくちゃ・・」 外見るとバイクの集団が入り口をふさいでいる。 「え〜と1,2,3、・・・・・全部で16人か・・・これにバイク集団加えて合計30人以上か・・」 ゴウはバンダナを巻き閉めて指を鳴らす。 「カオルちゃんそこのトイレに隠れといて。10分で終らすから・・」 「え、でもゴウさんは・・・」 「ワイは大丈夫や、こんなやつら朝飯前や。いいからカオルちゃんは早く隠れてくれ。 もしカオルちゃんになにかあったらゆうとビートの野郎に殺されるわ」 そしてカオルはトイレに入り鍵を閉めた・・・。 「さて・・これで心置きなくやれるで・・なぁ、ビートよ?」 え?、っと皆外を見る。そこにはカズがいた。 「おう、久々に存分に暴れるからかなりいいぜ、あとケンさんたちはもう少し遅れるぞ。 土地勘は俺のほうがいいから先に越させてもらったよ。」 「っで遅刻の理由はなんだったんの?」 「あぁ?あれは・・・俺がトイレに休憩してたんだよ・・・ケンさんの運転があまりにもきついから・・」 なにも気にせず話する二人にヤスが耐えれず。 「なに勝手に喋ってるんだよ!」 ゴウに殴りかかったがゴウは避けてそのままヤスの肩に指を食い込ませて後ろにまわると。 「ぐわぁぁぁぁぁ!!」 ヤスは耐えられずに床に倒れる。 「あいにくうちは古武術やってるんや、肩の1個や2個外すのはわけないで・・」 その時カズは・・ 「ほー、俺も親父にちょいと習ってな・・・」 襲い掛かってきた男が鉄パイプを突き刺してきたがワキで停めてそのまま腕を回転させ相手の足をかけた。 すると相手はそのまま地面に頭からぶつけた・・。 「こんなやつらじゃ物足りないんだよ・・・」 そして二人は30人の男に立ち向かった。

15分後、カオルは外が静かになったので少しドアを開けて外を見た。 「!!????」 見ると立っているのはビートとゴウだけ・・後の連中は皆ガハッといいながら床に倒れている。 「さてカオルちゃん、そろそろおいとまするで!」 「さっさと行くぞ、こいつら・・・いつの間にか仲間呼んでるみたいだしな。」 誰かの携帯を持ってるビート、そして3人は外に出てその場を後にした。

場所:ホットスター 時間:カズ達が去って1時間後 ヒビキたちは全員ホットスターで飲んでてさっきのことを悔やんでいた・・。 「くそっ、あいつらはんぱなくつえぇよ・・」 「このままでは終れねぇ!あいつらが泊まる場所を突き止めてボコボコにしてやる!」 そんなことはなしていると突然・・ 「君ら・・・千葉から来た子達を知らないかい?」 いきなり入り口に40台の男が現れた。隣には17台の少年を連れていた。 「あぁ!?なんだおっさん」 「たしかここにくるとネットで調べたが・・来たのかい」 ヤスが立ち上がる。 「あぁ、きたぞ。おっさんあいつらの関係者か?」 「まぁ、関係者といえば関係者だな・・」 「じゃあ死ね!」 ヤスが男に向かって拳を振るう。しかし・・ ヤスの拳が男に着く前に男はヤスのひじに手をあて、そして拳の起動を変えた。 「おっと、あぶないな・・・」 「!!?こんの、やろ!」 さらにもう片方の腕を男に振ろうとしたがその前に男に胸を押され後ろに吹き飛んだ・・。 「どうやら来たの確からしいがもういないようだね、じゃあシン行こうか・・」 「その前にこいつらどうするんだ?このまま帰らせてくれなさそうだぜ」 「そうだなぁ・・・・暴力はキライだがこの際しょうがない・・シン、君にまかせるよ。僕は外でタバコでも吸っとくよしとくよ・・」 「5分で片付けるぞ」 なっ、っと驚くヒビキ達、

6分後 シンが出てきた。 「一分送れたね、最近クンフーせずに酒ばかり飲んでいるからだよ、もう少し酒を減らしなさい」 「うっせーな、それより次はどうするんだ?」 「だいたい行く場所は絞れる。ただ時間の問題だがたぶん今日はもう行かないであろう。勘だがね」 「じゃあ俺は帰るぜ、また明日な・・」 「気をつけて・・・」 バイクを乗りそして走りさっていくシンの後ろ姿を見る男。 「さて・・・どうしてるかな・・・あいつは・・」 そして男も歩きその場を去っていった。

ホットスターの中 皆倒れていた・・・。 それは地獄絵図を言ってもいいぐらいだった。 その中ヒビキだけが気がついた・・。 (あのおっさんとシンとか言うやつ・・・ビートっていう野郎っと同じ型をしてやがった・・なにもんだ・・?) そしてもう一度意識を失った・・・。

風は靡き、そして日は沈む。 こくこくと近づいてくる運命の歯車、回ったら止まらい。 その車輪にまきこまれくしてスターホットの人々はやられた・・。 車輪はいまだ回り続ける・・。 再 開 の 日 ま で と ・ ・ ・ ・