消化器作用薬


  • Buthylscopolamine
    • 胃腸運動を低下させることから、消化管疾患の鎮痛薬として用いられる。
  • Calcium carbonate (CaC03)
    • 胃酸を化学的に中和して胃粘膜を保護する。大量投与ではミルク・アルカリ症候群に注意が必要。
  • Cimetidineシメチジン
    • ヒスタミン H2 受容体を競合阻害し、胃酸の分泌を抑制する。
  • Glycyrrhzin
    • 副腎皮質ステロイドと類似の抗炎症・抗アレルギ一作用をもち、肝炎や薬物アレルギーの治療に使用される。
  • Lactulose
    • 浸透圧性下剤のひとつで、 NH3 の吸収を抑制することから肝不全に伴う肝性脳症の治療にも用いられる。
  • Loperamide
    • 腸管のオピオイドμ受容体を刺激し、腸の運動と消化液分泌を抑制して止瀉作用をもたらす。
  • Magnesium sulfate (MgS04)
    • 塩類下剤のひとつ。腸管粘膜から吸収されにくいために浸透圧作用によって腸管内に水をとどめ、便容量を増加させる。
  • Omeprazole
    • プロトンポンプを非可逆的に阻害し、胃酸の分泌を抑制する。
  • sennoside
    • 大腸粘膜を刺激して蠕動運動を充進させ、排便を促す。
  • Ursodeoxycholic acid
    • コレステロール性胆石の形成を抑制し、溶解を促進する。