・メタボリックシンドローム
腹囲男性85cm、女性90cm以上で、（血中脂質HDL<40mg･dl、血圧SBP>130mmHg DBP>85mmHg、血糖HbAlC>5.5%）のうち2つ以上・・・強く疑われる
3つのうち１つ・・・予備群
・がん罹患・死亡率（男性）（罹患/死亡）
全がん275,276/179,140
食道11,363(4.1%)/8,706(4.9%)
胃66,307（24.1%）/32,798(18.3%)
大腸48,661(17.7%)/19,868(11.1%)
肝24,868(9.0%)/23,602(13.2%)
肺41,523(15.1%)/39,053(21.8%)
前立腺14,005(5.1%)/7,514(4.2%)
・がん罹患・死亡率（女性）（罹患/死亡）
全がん203,879/116,344
食道1,994(1.0%)/1,550(1.3%)
胃33,011（16.2%）/17,852(15.3%)
大腸35,031(17.2%)/16.080(13.8%)
肝10,449(5.1%)/10,379(8.9%)
肺16,267(15.6%)/14,671(12.6%)
乳31,897(15.6%)/9,171(7.9%)
子宮17,980(8.8%)/5,202(4.5%)
・がんの年次推移
全がん：罹患率、死亡率ほとんど変化なし/罹患率変化なし、死亡率少しずつ減少
食道：男性に多い。女性は死亡率、罹患率減少著しいが男性死亡率は変わらず、罹患率増加
胃：1960年後半から減少、罹患率も減少、死亡率が顕著。治療法の進歩や胃がん検診。男性が高値。差は40歳以上で顕著。
大腸：増加著しい。1950年代は男女変化なし、男性の増加がより顕著。罹患率増加が際立つが検診、内視鏡で早期がん。結腸癌が顕著
肝：女性では男性ほどの増加はない。男性で3倍。罹患率と死亡率の差が小さいため予後不良。
肺：男女とも増加の激しい。男性で3~4倍。1980年以降増加は緩やか。
乳：罹患率と死亡率の格差が大きい。1970年より死亡率緩やかに増加。40歳後半までは年齢が高くなるにつれて罹患率が急激に増加、以後増加なし
子宮：全体はともに減少、最近は減少が止まる。減少は子宮頚癌、子宮体がんは増加傾向
前立腺：最も増加が顕著。
・予防
一次予防：健康増進・疾病予防または特殊予防；社会全体の適切な衣食住の提供。休養、レクリエーション、健康教育、生活環境の改善・感染症対策、生活習慣病対策、B・C形肝炎対策
第二次予防：早期発見・早期措置、適切な医療と合併症対策；がん、結核、性行為感染症など早期発見・治療。疾病の進行を遅らせ、合併症を予防し、後遺症を軽くする
第三次予防；リハビリテーション；後遺症の予防、社会復帰対策、再発防止対策
�＾貅〕祝匹箸蓮△い錣罎觀鮃�な時期に、栄養・運動・休養など生活習慣の改善、生活環境の改善、健康教育等による健康増進を図り、さらに予防接種による疾病の発生予防と事故防止による傷害の発生防止をすること。
��二次予防とは、発生した疾病や傷害を検診等によって早期に発見し、さらに早期に治療や保健指導などの対策を行い、疾病や傷害の重症化を防ぐ対策のこと。
��三次予防とは、治療の過程において保健指導やリハビリテーション等による機能回復を図
・病原体の特性
病原性・毒力・感染力―感染性、感染可能性・免疫原性・抵抗性・伝染期間・潜伏期・感染発病指数
・感染源
患者・保菌者―健康保菌者HBV、潜伏期保菌者麻疹風疹、回復期保菌者腸チフス・接触者・感染源生物・常在病原体
・予防接種
生ワクチン（ポリオ、麻疹、風疹、ムンプス、BCG）、不活化（インフルエンザ、日本脳炎、ワイル病、コレラ、HBV）コンポーネント（百日咳）、トキソイド（ジフテリア、破傷風）
・流行パターン
一峰性流行曲線、伝播型流行曲線、周期的流行、長期的動向
・動向
腸チフス：全体的に減少 パラチフス減少傾向だが60年、80年、90年、00年に急増
コレラ：1995年にそれまでの3倍ほどに
赤痢：60年以降激減
・対策
感染源対策、感染経路対策、予防接種
・DOTS
治療を確実に行うことが感染源対策として最も重要。初回治療の失敗は薬剤耐性結核の蔓延をもたらす。大都市の生活困窮者での服薬コンプライアンスを高める目的でdirectly observed treatment DOTSが始められた。患者の生活支援と直接服薬確認を行い、治療中断を防いでいる。日本でも大阪市や東京でDOTS事業が進められている。
・がんの治療効果
転移したての小さながんは発見できないため、手術などの方法で治療しても残っている可能性がある。その小さながんも治療後5年目までにはほとんどが発症し、それ以後再発する例はまれである。そこで5年生存率により治療効果の目安とする。
ただし、同じ部位のがんでも治療効果を比較する場合はステージ（病気）や種類等を考慮する必要がある。
・原因別生存率
現在の日本ではすべての死亡者についての死因を正確に知るのは困難である。死因を検索できるデータベースが存在しないため。また、死因の判定、すなわち注目している原因で死亡したかの判定に人為的な判断基準が入り込む可能性がある。
死因調査の体制が整い、厳密な死因の判定条件が適用されるコーホート研究なら信頼できる生存率が得られると期待できる。例えば、治療効果を生存時間で評価する研究で、ほぼ全員について個人ごとに転機の有無、死亡の場合は死因、生存の場合は観察中断か否か、の情報が得られる場合が考えられる。
・相対生存率
死因の調査や判定にかかわる問題が回避できる。対象集団の年齢構成を無視した実測5年生存率より優れていて、注目しているがんによる生命損失の評価という目的には有効である。しかし、現状では性年齢以外の要因の調整や解析は困難である。計算も複雑で、特別な解析プログラムが必要である。
・トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は血清中のLDLコレステロールを上昇させ、HDLコレステロールを低下させるため、循環器疾患の最も危険因子となる食事脂肪である。
・血圧を下げる
至適血圧レベルまで降圧する群と従来の降圧目的まで降圧する群に割りつけて追跡する無作為割り付け試験
国民全体：血圧と脳血管疾患の関係をアピールいして、健康管理意識を上げる、減塩食品の普及、血圧が降圧目標を達成できると健康診断で粗品
高リスク群：健康診断にて個別に面談、血圧が下がってたりすると来るたびにポイント、降圧薬の価格を下げる
・淋病
1950年代から60年代にかけて届け出数は大幅に減少した、80年代に再び増加している。これは性情報、性行為の氾濫と関連がある。
・恙虫病
病原体は本来山地に生息している。近年の宅地開発などで人との生活域が重なって、近年乾癬数が増加している。
・マラリア
戦地からの帰還により戦後は届け出件数が多い。また海外渡航者の増加により、近年増加傾向にある。
最新の20件
2009-03-31
2008-03-05
2008-02-22
2008-02-10
2007-12-11
2007-11-27
- counter: 178
- today: 1
- yesterday: 0
- online: 1
