各論


細菌学

レジオネラ

リケッチア(ツツガムシ病)

clostridium属

腸炎ビブリオ

結核菌


ボリツヌス菌

MRSA

緑膿菌

淋菌

黄色ブドウ球菌

3) 黄色ブドウ球菌 戸田新p471 自然界に広く分布しており、生体外では空気、土、酪農品などから分離される。ヒトや動物では皮膚、鼻咽腔粘膜、腸管内に常在している。グラム陽性球菌であり、菌の増殖により産生された腸管毒素により嘔吐を中心とした、腹痛、下痢などの症状を起こす。


クラミジア

Chlamydia trachomatis トラコーマクラミジア 慢性角結膜炎
Chlamydia psittaci オウム病クラミジア 急性全身的感染症であり、インフルエンザ様の症状がでる。ペットの流行とともに増加しており、動物園の動物から感染した例も報告されている。人畜共通感染症である。~ Chlamydia pneumoniae 肺炎クラミジア 肺炎、上気道炎などの呼吸器系疾患。動脈硬化症の原因ではないかと疑われている。

コレラ

百日咳菌

腸管出血性大腸菌

相違点

1) リケッチア 戸田新p703     通常の細菌より小さい、人工培地では培養できない、テトラサイクリン系抗生物質に感受性を示す、菌は節足動物の媒介による、などの特徴があげられる。 Orientia tsutsugamushiによって引き起こされる、ツツガムシ病が有名で、病原性は発熱、全身に発疹、刺し口が見られる、などである。

2) クラミジア 戸田新p715 通常の細菌より小さい、人工培地では培養できない、テトラサイクリン系抗生物質に感受性を示す、などの特徴があげられる。(リケッチアに似ている) Chlamydia trachomatisによるトラコーマは、角膜の血管侵入(パンヌス)を主徴とし、失明をきたす。

3) マイコプラズマ 戸田新p693 細胞壁をもたない(したがって多形性)、DNAのGC含量が少ない、などの特徴があげられる。 Mycoplasma pneumoniaeによるマイコプラズマ肺炎は異型肺炎で、9歳以下の小児に好発する。発熱、咳が主訴である。細胞壁がないため、ペニシリンは効かないがエリスロマイシンが効く。(舞子さんのエリまきと覚えればいいらしいです!)


常在細菌

真菌

8. Candida albicans について次の問いに答えよ 戸田新p865 (1) 生育場所を書け
生体の常在真菌であり、土壌中にも多い。
(2) 種々の形態を図示し名称を書け(最低4つ)