「コミュニティ ー生活の場における人間性の回復ー 」に見ることができます。
昭和46年度から「モデル・コミュニティ地区施策」がはじめられました。 公共施設(コミュニティセンター)の設置に向けられた財政支援策です。
対象となる規模は、小学校通学区域程度で、人口1万人程度とされました。 ここで、街区や施設、住民運動を含む、コミュニティ計画が作られていきました。
以前からコミュニティとして機能していた伝統的な地縁組織の「地区」や「町内会」に加えて、 婦人会、老人会、青年団、PTAの活動が奨励され、 地域の振興のための取り組みがすすめられました。
こういったスタイルが、ある程度維持されながら、いまに至っていると思います。 つまり、「地縁組織をベースにした、住民個人の活動の場の広がりが、 地域コミュニティの機能である」と整理してもよいかと思います。
SNSについては、狭い意味で言えば、 「リアルな地域コミュニティ活動を補完するウェブツールである」と整理できるかと思います。 mixiに触発されてか、総務省は長岡市・千代田区で実施なさっています。
情報の共有スピードや面的に広範囲であるところなど、 Web2.0時代を象徴する地域コミュニティの姿と言えるかとおもいます。
今日の雨による近所の状況なんかが「SNS」でやり取りされているのでしょうか。 次は、NPO、NGOあたりで。