EIP
Integration Challange (統合の課題) †
要約 †
- 統合はチャレンジングだ!
- システムは企業の構造と類似する。これらを統合するソリューションが必要となる。
- XMLのような一般的な表現方法の存在は、一般的なセマンティックス(意味)を含むということと同じではない。意味を解決することは困難で時間がかかる作業だ。
- がんばれ!
詳細 †
- ソフトウェアベンダーは、クロスプラットフォームのためのEAIのスイートと、多くのパッケージ化されたビジネスアプリケーションのための機能を提供する。しかし、これらの技術基盤は統合の複雑さの一部しか解決してくれない。
- ビジネスアプリケーションは、CRM、請求、財務などの特定の機能領域に特化して作成される。これは、「システムを設計する組織は、その構造をそっくりまねた構造の設計を生み出してしまう」というコンウェイの有名な仮定の延長であり、結果として企業のグループとシステムがこれらの機能領域に整列して構成される。
- 各アプリケーションは、統合されたアプリケーションとサービスの全体の流れの中の一部であり、それらの通信を確立する必要がある。
- 統合ソリューションの開発の一つの重要な制約は、アプリケーションを超えて参加している統合開発者の数といつもきまっている。(← 訳者:訳に自信ない、。)
- ほとんどのケースでは、エンドポイントのアプリケーションは、統合ソリューションに接続するように変更することが難しいレガシーシステムやパッケージアプリケーションであり、統合時にこれらを補う必要がある。
- XML、XSL、およびWebサービスの出現は統合ソリューションの重要な進歩だが、誇大広告でもあり、"拡張"と"解釈"の混乱で、結果として市場の新たな断片化に根拠を与えている。これは、製品間の相互運用性の欠如が主要な問題の一つであったCORBAを思い起こさせる。( 訳者:どういった問題か誰かご存知ですか? )
- XMLやWebサービスは、統合の課題のほんの一部のみにしか対応しない。例えば、XMLは「フランク語(共通語)訳注:フランク王国の言葉」を意味するイタリア語であるが、それから転じて、共通の母語を持たない人同士の意思疎通に使われている言語のことを指すようになった。 by Wikipedia)」ではない。XMLはアルファベットのようなものである。アルファベットは一般的であるにもかかわらず、それは容易に多くの読み手が理解できない、多くの言語や方言が存在する。
- XMLのような一般的な表現方法の存在は、一般的なセマンティックス(意味)を含むということと同じではない。例えば、”アカウント”という言葉は、各システムごとに意味を持ち、この意味の違いを解決することは、困難で時間のかかる作業である。
- EAIソリューションは、それ自体がチャレンジングで、多くのスキルを必要とする。これらのスキルセットはITオペレーションに存在せずに、異なる個人に分散している。
- EAIは、エンタープライズ戦略の重要な要素であるが、その維持は難しく、長い道のりになる。