DDD / Associations


5. A Model Expressed in Software / Associations 【P82】

要約

オブジェクト同士の関連性をしっかりと定義してやることが重要。例えば、顧客とセールスマンの関係は、リアルな人と人との関係であるのとともに、Javaで書かれたオブジェクトなどにおける実装上の関係も表している。

リアルな世界には、多対多の関係がたくさんあり、それらは双方向に関連しているが、それを整理することで、より簡潔な関連性を定義することができる。必要な条件(qualified)のみを抽出して、一対多、一対一の関係を築くことができないかを考察する必要がある。

オブジェクト同士の関連性を注意深く抽出することが、MODEL-DRIVEN DESIGNへの道の第一歩。

担当者のつぶやき

みんなの突っ込み

  • 「関連を"constrain"せよ」ということがこの節のポイントなんだと思います。「関連を制約/制限せよ」と直訳すると分かりにくくなってしまいますが、要は「シンプルに保て」と理解してよさそうです。
  • 関連を扱いやすくする方法については列挙されています。
    • 関連の方向を規定する。
    • 多対多の関係を効果的に減少させる限定子"qualifier"を導入する。
    • 本質的ではない関連を取り除く。
  • Figure5.1とFigure5.2を見るといいたいことがよく分かると思いました。 -- 和智? 2008-09-27 (土) 11:12:23

まとめ (議事録)