BSA / Why Software Architecture Matters


なぜソフトウェアアーキテクチャが重要なのか

要約

  • ソフトウェアアーキテクチャが重要なのは、長期的な成功に欠かせないから

寿命

  • アーキテクチャの寿命はチームの寿命よりもはるかに長い

安定性

  • アーキテクチャレベルで安定していれば、システムの機能追加リリースが何度も繰り返されても、基盤部分における手戻りが最小限で済むので、全体として実装コストは減少する。

変更の度合いと性質

  • アーキテクチャによってシステムで生じる変更の性質が決まる。つまり、あるものは簡単に、あるものは難しくなる。顧客に関わる変更をしやすいアーキテクチャがよいアーキテクチャだ。

採算性

  • よいアーキテクチャでは採算性がよい。つまり、アーキテクチャの維持に無駄なコストがかからない。
  • ただし、採算性がよいアーキテクチャが美しいとは限らない。

社会的構造

  • アーキテクチャが優れていると、チームが強みを生かせるようになる
  • アーキテクチャを一度構築すると、今度はアーキテクチャがチームに強い影響を与えるようになる

境界を定める

  • アーキテクチャの設計プロセスにおいて、何が「内側」で何が「外側」かに関する決定が行われる。その選択を間違えると、大変なことになる。

持続可能で、圧倒的な優位性

  • アーキテクチャが優れていると競合優位性も維持できる

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