BSA / License Fees


BSA

ライセンス費用

要約

  • ライセンス費用の形態を紹介していく。
  • テクノロジーを提供する側(ベンダー)のビジネスモデルが反映されているのでそのことを考えなければならない。
  • また、ベンダーの役に立ちそうなビジネスモデルのことも考えなければならない。

先払い

  • あらかじめ合意した金額を支払う。
  • ビジネスモデルは時間に基づくアクセス、使用量。
  • ターキテクチャにはほとんど影響しない。
  • 開発や運用保守のコストに含めて置かなければならない。

使用量

  • 使用量に応じた金額を支払う。
  • ターキテクチャは、使用量を追跡できるようにしなければならない。
  • ベンダーは最低額を決めておきたい、利用する側としては上限額を決めておきたい。
  • 費用交渉には、テクノロジーを提供している側としての強み、テクノロジーの種類(重要さ?)、ベンダーとの信頼関係、取り引き量(額?)などが影響する。

収益に対する割合

  • 事前に費用を支払わない。
  • 売り上げ、純利益の一部を割合で支払う。
  • ターキテクチャにはほとんど影響しない。
  • マーケテクチャとしては大問題。

ベンダーと費用交渉するための戦略を紹介する。


プロダクトを陳腐化させない

  • ベンダーができるだけ長期間自分たちの要望に応えてくれることを確かめておくこと。
  • 特定のプラットフォームをサポートしたければ、ベンダーもサポートしていることを確かめておくこと。

価格設定を守る

  • 値上げの上限を決める
  • 他の利用者向けに良い条件を提供するなら自分たちにも反映させる、など。

マイルストーンごとの支払い

  • リリースできないとライセンス費用がムダになる。
  • 開発時点での支払い、リリースした後での支払い、マーケットに提供した後での支払い、というように分割する。

コラム:価値に基づく費用交渉

  • モジュールごとに独立して費用を設定すると、支払いを抑えられる。
  • コアモジュールは自分たちのテクノロジーを使うのでライセンス費用がかからない。
  • オプションモジュールはライセンスしたテクノロジーを組み込んでいる。

研修コスト、開発コスト

  • 研修用、学習用のマテリアルを無償提供してもらったり
  • サポートチームや開発チームへの優先的なアクセスを提供してもらったり。
  • 利用者として代表者との特別な打ち合わせの場を設けてもらうなど。
  • マーケテクトは適切な財務モデルを設計しなければならない。
  • 費用の体系化で失敗すると、プロダクトが死んでしまう。

担当者のつぶやき

遅くなりました…(ヽ´ω`)

みんなの突っ込み