イボニシ


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「イボニシ:環境ホルモンにより9割のオス化していると話題になった貝。食用にもなり貝を溶かす酸の苦味が特徴というが、寿命が長く肉食の巻貝は蓄積量が多くなるので心配。船底にフジツボがつかないように塗る有機スズ化合物が原因。水産の人たちにはカキも食べるため嫌われているが、たくさんいるのを見るとほっとする。 アクキガイ科・Reishia clavigera (Kuster)」

ガイド用生物一覧

〔和名〕 イボニシ

〔英名〕 Dog Whelk

〔分類〕 アクキガイ科

〔学名〕 Thais clavigena

〔体長〕 殻高 4cm

〔分布〕 北海道南部以南

〔生息域〕 潮間帯の岩礁域、砂底域

近年、有機スズ類による環境ホルモンの影響により、イボニシの雌の雄化現象が問題視されニュース等で大きく取り上げられている。

磯や干潟で普通に見かける巻貝です。イボニシは他の貝(カキやアサリなど)を食害する貝として悪名高い?貝である。