用語集


記号・英数

HMI

・Hanabishi・Military・Industriesの略。
・西方公国国営兵器工廠であり、西方公国における兵器生産の全てを承っている。
・華菱家は十五家の内国防産業を古くから行ってきた名家。有紀は次期当主である。
・稲葉学園への兵器供給はHMIが行い、学園島にも小規模であるが生産施設を有する。
・堅実で確かな作りが売り物だが、平井工業のベルカフレーム開発に手を貸したり、有紀のためにターボプロップに改造したスツーカ(外見は変わらず)を作るなど冒険もやってみせる。

アホ毛

・稲葉学園空軍元帥青葉ゆかりの頭から跳ねている一本毛。これが彼女の人気の秘密だと言われている。
・経津によると、「あのアホ毛からはSPYレーダーが照射できる」らしい。

稲葉学園

・1960年代に東西の緊張高まる中、東側への牽制として作られた巨大学園。
・総生徒数は白石よりも少ないが、恐らく50万近く。
・本校だけでなく多数の分校を配置し、南部、北部、中央部にそれぞれ第一、第二、第三校舎が建てられている。
・本校生徒会長は水無月京子。分校や第一校舎等には、それぞれ下部組織としての生徒会長が存在する。
・学園内は学校としてだけでなく軍事施設としての利用を考えられており、渡良瀬川周辺の分校には非常時の滑走路やシェルター、ブンカーが用意されている。

伊沢空港

・稲葉本校近くにある空軍最大の飛行場。
・三本の滑走路を備え、多くの航空団がここに駐屯している。
・四つのフラックタワーを機軸とした濃密な防空システムと迎撃網に護られているが、有事の際は空港近くの高速道路まで航空機を移動させる地下通路も完備している。
・空港施設は核攻撃にも耐えうると言われているが、それは稲葉のプロパガンダである。

お姉様

・"虎の姉ちゃん"こと如月ノエルを慕う狂信(閲覧済)・・・ではなく女子生徒が彼女を呼ぶ際に使う言葉。これで呼ばないとモグリと呼ばれる。
・ノエルもまんざらではなく、時々気に入った女の子をつまみ(閲覧済)しては修羅場を作り出している模様。
・真由によるとマヤは「兄貴」、有紀は「旦那」と呼ばれているらしい。

カノンフォーゲル1

・稲葉空軍第66襲撃航空団司令、華菱有紀のコールサイン。
・単機で戦局をひっくり返す凄い人。彼女の前ではス○ライクフ○ーダムも敵ではない。
・明らかにパワーバランスをおかしくしてるとか、リボン付きみたいだと言う突っ込みは甘んじて受けよう。

以下過去スレより転載(元ネタ:ヨハネスブルグのガイドライン)

・開戦以来のベテラン魔法少女は8人なら大丈夫だろうと思っていたらたった一機のスツーカに全滅させられた。
・白石本校から五歩の路上で戦車が煙を出して燃えていた。
・足元がぐにゃりとしたので足元を見てみると魔法少女が泣いていた。
・新型戦車を装備した機甲師団が襲撃され、気がついたらスツーカに壊滅させられていた。
・スツーカで司令部に突っ込んだ、というか突っ込んだ後から生身で戦いを挑む。
・基地がスツーカに襲撃され、飛行機も「滑走路も」全部破壊された。
・戦艦に乗れば安心だろうと思ったら、有紀の積んだ爆弾が2000ポンドになっていた。
・白石生徒の1/3が有紀の被害者。しかも有紀の抹殺が勲章をもらえるという宣伝から「被害者ほど危ない」
・「私に敵は無い」と言って出て行った魔法少女が5分後ミンチになって戻ってきた。
・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った白石兵が普通に戻ってきた。
・最近流行っている装備は「ナパーム弾」広範囲を焼き尽くせるから。
・渡良瀬川から半径200kmは有紀の爆撃を受ける可能性が200%。一度撃墜されてからまた出撃してくる確立が100%の意味。
・学園島における白石側の戦死者は1日平均200人。うち170人が有紀によるもの。

白石学園

・大陸間戦争後に発生した魔法少女たちを、一時的にせよ隔離するために作られた施設。稲葉と同じ軍事施設としての一面も持ち合わせていた。
・2000年に東方連邦共和国大統領の子息である時雨黎斗が生徒会長に任命されると、自らの地位を確かなものにするため小田原学園に侵攻。10倍近く上回る戦力で攻め込みながら、投入戦力の三割近くを失う大敗北を喫する。しかし反対派を粛清の嵐で吹き飛ばしたため、生徒会長の椅子は大丈夫だった模様。
・稲葉と同じく分校を拠点としているが、指揮系統は本校に全て掌握されている。
・数は多く前線兵士には優秀な者も多いのだが、とにかく時雨が直接指揮をしたがるため敗北→粛清の悪循環が続く。
・大戦末期には同校で内部分裂を起こし、その間に穏健派に政権を奪われ稲葉との停戦に応じた。
・戦争終結後は稲葉の占領を受けず、少々気まずいながらも手を取り合って学園島に校舎を構えている。

西方公国(Principality of West)

・学園島から海を隔てた大陸西の大国。公国と名乗ってはいるが、現在は民主主義国家あり、かつての名残として公国と名乗っている。
・首都はアデナウアーベルク。
・大陸間戦争では東側に上陸を許した挙句首都前面まで攻め込まれるが、最後は辛くも勝利を収める。そのため軍備には力を入れている。
・極めて高い工業力と技術力を有し、「西は東に比べ半世紀進んでいる」とまで言われるほど。
・一時期経済恐慌で国そのものの存亡が危うくなったが、水無月家を筆頭とした十五家の暗躍に突き動かされ近隣諸国へ武力侵攻、多数の小国を配下に加え領地の拡大と自国の復権を果たす。
・十五家と呼ばれる軍産複合体が国を動かしており、国民の周知の事実である。
・モデルはナチス・ドイツ、ドイツ連邦共和国、トルクメニスタン。

装甲師団(装甲擲弾兵師団)

・稲葉軍の花形とも呼べる存在。如月ノエル、天治間耶、夜家灰場など有名人もかなり多い。
・精強さと高い作戦能力で白石を蹴散らしたと言われるが、実際は奇襲や航空支援を受けてようやく勝てたと言った方が正しい。実際、少なくない数の装甲師団が白石に押し潰されて壊滅したりもしている。
・常に定数を満たしていた師団は少ない。末期には1500人で一個装甲師団というのもあった。

下記は主な装甲師団及び装甲擲弾兵師団

武装SS

 第1SS装甲擲弾兵師団「ライプシュタンダルテ・キョウコ・ミナヅキ」
 第2SS戦車師団「ダス・レーア」
 第3SS装甲擲弾兵師団「風紀」
 第4SS装甲擲弾兵師団
 第5SS戦車師団「髑髏」
 第8SS戦車師団「クアマルク」
 第9SS戦車師団
 第10SS戦車師団
 第11SS義勇擲弾兵師団「囚人」
 第18SS義勇擲弾兵師団「魔女」
 第19SS装甲擲弾兵師団「ノルト・レーア」

校防軍

 第4戦車師団
 第7機甲擲弾兵師団
 第12戦車師団
 装甲教導師団

空軍

 第2空軍降下機甲師団

東方連邦共和国

・学園島から海を隔てた大陸の東に位置する大陸最大級の国家。
・社会主義国家として知られているが、実態はほぼ資本主義国家であり、経済開放政策等で西側資本も多く参入しつつある。
・首都はタウルグラード。
・都市部や沿岸部における経済成長は年々飛躍的に向上してはいるが、地方では低い就学率や格差が問題化、一部では内戦と化している地区もある。
・元々は西方公国と同一の国家であったが、1940年代の大陸間戦争の後東西に分断。国交は一応の断絶状態にあるが、東西共に統一を望む声は強い。
・元首は首相と書記長を兼任しており、大統領は実質的な飾り。
・大陸間戦争終結後魔法を使う少女たちが国中で現れ始め、それを巡って論議が続けられている。
・モデルはソビエト社会主義共和国連邦。


南部連合

・西方大陸南部に位置する超大国。
・1930年代に西方公国の前身国家より独立し、後に西方公国が領地拡大のため侵攻してきた際は多国籍軍を結成して撃退した。
・「自由と正義の国」をスローガンとし、多数の国家を武力侵攻の後併合する。
・軍備は陸海空バランスの取れたもので、西方公国や東方連邦共和国に引けを取らない規模である。
・2001年6月22日からの学園島戦争以前から他の学園島において学園同士の代理戦争に介入した。
・首都はリカード
・モデルはアメリカ合衆国。

南部管区

・白石保安警護委員会が統治する学園島南東部地方。
・オターキングラードがあったため西側との交流が戦争前から盛んであり、そのため和平を望む学校が多い。
・稲葉が優勢になると無防備を掲げ、無益な争いを起こさず稲葉の制圧下に置かれた(稲葉側も強圧は行わず、友好的に接した)。
・戦争末期になり白石本校の力が弱まると、南部では戦力を温存していた保安警護委員会、各諸校の攻勢によってほとんどが解放、稲葉と停戦する。

下記は南部管区の大多数を占める保安警護委員会の編成。

 二個機械化歩兵師団
 一個砲兵旅団
 一個独立魔法旅団
 一個スペツナズ旅団
 一個航空連隊
 クラファン小艦隊(フリゲート艦×3)

北部国家連合(North states allied)

・1940年代の大陸間戦争、そして西方公国の領地拡大戦争で行き場を失った小国が作り上げた連合。
・旧東側国家の民も多く移り住んでいる。
・国の成り立ちから社会福祉に関する予算が極めて高く、難民受け入れにも積極的。
・規模、面積共に東方共和国連邦及び西方公国に比べ低いが、三勢力の中で唯一核兵器を開発、保有している。核兵器の恩恵で発言力も強いが、かつては核の力を妄信した一派が政権を握り西方公国との戦争状態に陥りかけた過去がある。
・西方公国からは謝罪と賠償金を受け取り、現在のところ遺恨は消え友好関係が続く。NSA側も資源の多くを西方公国からの輸入に頼っているため、これ以上の議論を封じられている。
・公表は行っていないが、自国の核兵器を年々削減している。
・東方からの移民に魔法少女が混入しており、秘密裏に軍事面での利用を考える一方、核に変わるエネルギーとして魔法を利用できないか試行錯誤している。
・首都はリッポル
・モデルはフィンランド、旧東欧諸国。

ベルカギア

・平井工業が対魔法少女用として開発した人型兵器。
・全高:4m 戦闘重量:6440kg
・コクピットは胸部にあり、乗員は一名。
・初期生産型十二機がローゼンライン作戦に投入されたがトラブルで二機しか動けず、その二機も魔法少女の前に撃破される。
・開発スタッフは左遷されたが稲葉に拾われ、魔道兵部隊の技術顧問に就任する。
・学園島コミックマーケットでは「装甲兵士ベルカギア」という題材の同人誌や同人ゲームが高い売り上げを記録し、皮肉なことに戦後の東西初の共同制作映画の題材となった。

保安警護委員会

・元々は白石学園内外での安全確保を行っていた委員会だったが、戦争開始と同時に理事長の直属となり南部の第二校舎へと移動、そこを拠点として重要施設の警備や生徒会役員の護衛を行う。また、稲葉の破壊工作阻止や潜入部隊を殲滅する任務も行う。
・鈴鹿学園からのレンドリースから得た充実した装備を持つが、時雨からの再三の出撃要請をことごとく拒否する。
・戦争が泥沼化すると稲葉和平派と接触する理事長の身辺警護を行い、理事長が秘密裏に稲葉本校を訪れた際は警護委員が同行した。
・大戦末期にザブトン湖付近で戦った以外は稲葉軍との戦闘は行わず、戦争の最終局面で稲葉軍と共に白石本校を制圧。政権を奪取することに成功する。

魔法少女

・大陸間戦争後、東側において発生した存在。
・定義としては「魔法を使える、20歳までの女性」
・大抵13歳から14歳の間に本格的な魔力を得、17〜18歳で頂点を迎え、その後は下降する。
・結婚後も魔法を使える者もごく稀に存在する。
・血液中のマナを使用して変身、血液を共有すれば同じ能力が使用可能(拒絶反応多し)。
・個体によっては、単体での飛行が可能。

マナ

・魔法少女にとっての燃料であり弾薬。これが無ければ戦闘不能。
・血中に含まれ、呪文を唱えることで変身を可能とする。
・一定時間使用するとエネルギー切れになり、変身不能になる。
・大抵の魔法少女はマナに限りがあるが、中には無限にマナを使用可能、戦闘中に補給する者も。

魔道兵

・稲葉における魔法少女の総称。第18SS義勇擲弾兵師団「魔女」のに所属する魔法少女もこう呼ばれることがある。
・元々は魔法少女の響きが戦いには相応しくない、馬鹿馬鹿しいという意見からできた造語だが、単純に兵科を分けるのが面倒臭いからデッチあげた説もある。
・魔道兵は一応稲葉全軍に在籍してはいたが、武装SSと空軍が一番多かった。武装SSは彼女たちを捨て駒扱いしていたようだが、空軍は積極的に宣伝に利用、メディアに登場させた。まいこーこと霧生舞虎は空軍所属。
・白石魔法少女に言わせると、「付け焼刃」らしい。

まいこー

・クールビューティなツッコミ担当でカルトな人気を誇る空軍魔道兵霧生舞虎の愛称(あだ名)。
・元々はマヤが「マイコゥ」と言いはじめたのがきっかけだったのだが、マヤの様子が報道された際に「まいこー」と聞こえたことで広まった。ちなみに「マイコゥ」と正しく発音するのは有紀でも無理らしい。
・舞虎は決してアメリカ大統領になったりしませんし、ちょっと宇宙にも行きません。

量産型魔道服(ネタ提供 ハナフサイツキ様)

・小田原学園開発部が作り出した魔法少女用武装工作服。
・中にはアンダーウェアを着用し、スーツと地肌の隙間に魔道触媒を入れることで魔力を強化、マナを上乗せする。
・2003年後半から稲葉も使用、改造を加えて実戦に投