IT / ハード


RAID

  • Redundant Array of Independent Disks
  • 複数のHDDを結合して1台のHDDとして使うことでアクセス速度を向上した り、データを多重化して耐障害性を向上する技術。RAID 0(ストライピング)、 RAID 1(ミラーリング)、RAID 0/1(ミラー化ストライピング)、RAID 5(パリティ付 きストライピング)が代表的。
  • Redundant Array of Independent(もとはInexpensive) Disksの略。
    • 複数のハードディスクを並べて1台のディスクのように使用し、信頼性や処理速度を 高める方法。ディスクアレイともいう。RAID0からRAID5までの6種類がある。 (1)RAID0はデータをディスクアレイ内の複数のハードディスクに分割すること により読み書きの速度向上を図る。(2)RAID1は2台のハードディスクに同じ データを記録して、データの安全性を高める。ミラーリングやデュープレキシン グがこれにあたる。(3)RAID2は記録用のハードディスク以外に1台または数 台のハードディスクをエラー訂正用にする。(4)RAID3はディスクアレイ内の1 台をエラー訂正のためのパリティ記録用とする。(5)RAID4はRAID3よりデー タ分割の単位が大きい。(6)RAID5はパリティを書き込むドライブを決めず、デ ィスクアレイ内の全ドライブに分散する。
  • RAID1
    • ミラーリングなので、実際に使える容量は1/2になる
  • RAID5
    • 1本はパリティ(チェックディジットのイメージ)、もう1本はホットスタンバイ(壊れたときに復元する用のエリア)なので、実際に使える容量は全部で7本だったら5本になる。10本だったら8本になる。

ルーター、ハブ

●回答:簡単に言えば、複数のネットワーク間を接続するデバイスのことを指します。例えば、複数のEtherent間、EthernetとLocalTalk?間、ISDN他とのデータ交換を行うための装置です。単体で動作するハードウェア形式のものと、Macintoshをホストとして動作するソフトウェア(Apple Internet Routerなど)があります。

 じゃあ、『ハブと何が違うんだ?』ということになりますね。ハブではひとつのデ バイスから送出されたパケットが全てのポートに転送されますね。5ポートのハブの各 ポートをA〜Eとして、AB間でデータ転送を行うとしましょう。パケットはAB間だけで転送されれば良いのですが、この間にもパケットはCDEにも流れることになります。ここで、CD間でデータ転送を会しすると、ABCDEは直接につながっているため、AB間およびCD間でのデータ転送は相互に影響し合い、実効速度は理論的に1/2に下がってしまいます。別な言い方をすれば、トラフィックが発生するために速度低下が発生することになります。

 ルータの場合では、AB間でのデータ転送は関係のないCDEには影響を与えません。実際にはルータでは10BASE-T用のハブのように1ポート当たり1台ということはないのですが(通常は10BASE-2や10BASE-5です)、基本的な考え方は全く同じです。また、ABCDポートに接続されている特定のMacintosh(またはグループ)にだけEポートに接続されているプリンタやサーバなどへのアクセスを許可するというような設定を行うこともできます。(ここで延々と説明しても仕方がないので、あとは適当な書籍をご覧ください。)