携帯・PHSをなくしたら〜対応と対策


 携帯電話は個人情報の宝庫。今や紛失した際のダメージも計り知れないものがある。落としたとき、どこに電話すれば回線を止められるのか、どのようなデータバックアップサービスやアフターサービスが用意されているのか。各キャリアごとに見ていこう。

 なお回線停止の電話番号を携帯やPHSのメモリに保存しておいても、端末を落とした際には役に立たない。番号をメモしたものをサイフや定期入れに入れておくといいだろう。

●なくしたケータイのありかを探すサービスも〜au

 au携帯電話を紛失した場合、「0077-7-111」に電話すると回線を一時的に止めてくれる。

 auでユニークなのは、なくしたケータイのありかをPCや友人のau携帯電話で探せるサービス「EZお探しナビ」が用意されている点(月額210円)。紛失時に検索するとGPSの測位で位置が分かる仕組みだ。

 なくしたあとには契約できないのと、月額利用料を払わなければならないのが難点だが、不安な人は申し込んでおくといいだろう。

 端末内データのバックアップについてもauはさまざまなサービスを用意している。ネット上にフォトやムービー、アドレス帳をバックアップしておける「EZメモリーポケット」は、2Mバイトまでのデータは月額105円、20Mバイトまでが月額315円で利用可能。また最近のメモリカード対応機は、大半が外部メモリへの端末内データバックアップに対応している。予備のカードにバックアップしておけば、アドレス帳データを失わずに済む。

 KDDIでは、「EZお探しナビ」と「EZメモリーポケット」を合わせて月額315円で利用可能なキャンペーンを9月末まで実施中だ。