ASP.NET vs. Struts フレームワーク徹底比較
アプリケーション・フレームワークの定義 本稿では「ユーザー・コードを呼び出すオブジェクト指向的なクラス・ライブラ リ」のことを「アプリケーション・フレームワーク」と呼ぶ。ASP.NETもStrutsも 狭義の意味での「フレームワーク」に該当する製品である。
次期J2EE 5.0では標準技術として実装が予定されているJSF(JavaServerFaces?)(http://java.sun.com/j2ee/javaserverfaces/)
ASP.NETによく似たイベント・ドリブン型のアーキテクチャを提供するJakarta Tapestry(http://jakarta.apache.org/tapestry/)
テンプレート・エンジンであるVelocity(http://jakarta.apache.org/velocity/)
O/Rマッピング・ツールTorque(http://db.apache.org/torque/)などを輩出したことでも有名なTurbine(http://jakarta.apache.org/turbine/)
統合開発環境は基本的にVisual Studio .NET(以降、VS.NET)に限られる。もちろん、ほかにもフリーの開発環境としてWeb Matrix(http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/webmatrix/index/)
サード・ベンダから提供されているBorland C#Builder for the Microsoft .NET Framework(http://www.borland.co.jp/csharpbuilder/)
SharpDevelop?(http://www.icsharpcode.net/OpenSource/SD/)
無償の開発環境として近年台頭してきたEclipse(http://www.eclipse.org/)
アプリケーション・サーバとの親和性で高い人気を誇るIBMのWebSphere? Studio(http://www-6.ibm.com/jp/software/websphere/studio/)
Struts開発に限定すれば、ScioworksCamino?(http://www.10art-ni.co.jp/product/CoolVista/camino.html)
例えば、先日、Sun Microsystems社から正式リリースされたSun JavaStudio? Creator(http://jp.sun.com/studio/)は、VS.NETを強く意識した製品だ。VS.NETと同様、GUIコンポーネントをマウスでドラッグ&ドロップしてユーザーインターフェイスを視覚的にデザインすることができる手軽さは、J2EEアプリケーションの開発生産性を大幅に向上させる可能性を持っている。
一方、ASP.NETのように選択が不要であるということは、特定の製品に縛りつけられるということを意味する。いまさらいうまでもないが、ASP.NETは原則としてWindows+IIS(Internet Information Services)でしか動作しない。 去る2004年6月に、LinuxなどのUNIX系OS環境で動作するオープンソース版 .NET環境であるMono 1.0(http://www.mono-project.com/)が正式リリースこそされているものの、そのユーザー数もさほどには多くない中で、現実的にはまだUNIX環境での.NET開発が一般的になるのは先の話だと予想される。 (Linuxで動く.NET環境「Mono 1.0」の実力)--@IT
ASP.NETでのページコントローラの実装 http://www.eu.microsoft.com/japan/msdn/practices/type/Patterns/enterprise/ImpPageController.asp
HTTPハンドラを利用したASP.NETでのフロントコントローラの実装 http://www.eu.microsoft.com/japan/msdn/practices/type/Patterns/enterprise/ImpFrontControllerInASP.asp
アプリケーション・フレームワークの誤解と真実 http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/t-interview/unisys_af/unisys_af01.html
アプリケーション・フレームワーク「Struts」 http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai3/struts01/struts01_1.html
システム開発最前線 〜サーバーサイド技術におけるフレームワーク比較〜 http://www.wings.msn.to/contents/other/seminar.pdf