スピーカーを作る

工作の秋なので（勝手に）スピーカーつくるよ-

スピーカーを作る（いまここ）
スピーカーを作る2
スピーカーを作る3

準備・設計編（2013/11/17）~ †

・密閉かバスレフか †

現在1-10万円程度の市販されているスピーカーはほとんどバスレフだとおもふ
バスレフとはエンクロージャー（スピーカーの箱）に穴を開け、ダクトを設けることによって低音を増幅させる方式である　⊂（＾ω＾）⊃ﾌﾞｰﾝ⊂（＾ω＾）⊃ﾌﾞｰﾝ
バスレフのいいところは、低音が豊かに鳴る点である
一方で、ユニットから直接耳に届く音と、バスレフダクトを通って聴こえる音には時間の差がある

いままでバスレフしか作ったことないので今回は密閉。
密閉はキレのある低音が魅力的らしい
低音の量は余り欲張らずにジャズやアコースティックな音源を気持ちよく聴けるような密閉型スピーカーをめざすことにした

密閉型
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e5%af%86%e9%96%89%e5%9e%8b
バスレフ型
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%83%90%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%83%95%e5%9e%8b

・ユニット選び †

スピーカーユニットとは、電気信号を音に変換する装置である
これがないとスピーカーは始まらない
ユニットによって周波数特性や音色など出せる音が異なる

スピーカーの音を決める重要な部品である
数百円から数十万までいろいろなユニットが各社から発売されている

Mark audioというメーカーのユニットがネット上で定評があり、人気があるので今回はこのメーカーにする。
箱も設置スペースもあまりサイズは大きくしたくないので、10cmユニットのAlpair7に決定。

・デザイン †

正方形の箱にしたらスタイリッシュでおもしろいんじゃないかな
20cm四方でいきます
ついでにスピーカーの名前は「The CUBE20」に決定

・木材選び †

エンクロージャーを響かすのではなく、音を閉じ込める方向性
なのである程度重く、硬い材（かつ安価）にすることにした

木材の小売サイトをいろいろみて、ホワイトオークかホワイトアッシュかハードメイプルに絞った
木目の綺麗さ、安さ、適度な硬さと重さからホワイトアッシュにした

・無垢材か集成材か †

理屈はよくわからないけど無垢材のほうが音響特性がいいとかきいたこともあるようなないような
集成材は板と板をくっつけるのに接着剤を使用しているのが影響しているのかな
無垢材は高いというイメージであったが、安いものがあった
今回は「ビスケット加工による巾ハギ無垢材」を使うことにした
これ
http://item.rakuten.co.jp/marutokushop/c/0000000114/

後日談：今回は違う材にしました（ウォールナットという木）
http://shop.woodworks-marutoku.com/products/muku/item/m003.php

・必要なもの †

大体の部品はsp01さん(http://www.sp01.jp/)で揃えることにした。現在倉庫移転に伴うセール中らすい

• 木材
  • スピーカーの木材（ウオールナット）15240円
  • スピーカースタンドの木材（ホワイトアッシュ）2160円

• ユニット（alpair7）ペア16000円
• ターミナル類　3000円ほど
• 吸音材（密閉型は多めが良いらしい）　800円
• エンクロージャー内の配線用スピーカーケーブル　1ｍもあれば余裕で足りる（手持ちのを使う）
• 塗料　今回はオイルを刷り込む（マルタ 純正荏油 150ml）　1400円
• ハンダとハンダゴテ
• 木工ボンド　楽器にも使われる安定のタイトボンドを使う　溶剤が入ってなくて臭くないのでよいです
  合計4万ちょっとでした
  
  

この図面で見積もり出してみた。ちゃんと通じるのだろうか・・・ †

基礎製図の単位とったんだが、どんなことやったか全く覚えてねえ・・・


2へつづく
スピーカーを作る2