マクロの使い方の加筆と戦闘用マクロについての記述を追加しました。
マクロは複数のコマンド操作の流れを登録する事によって
将来的に戦闘補助やコミュニケーション機能の大幅な強化に繋がる可能性のあるToEOの一要素です。
一見複雑に見えるかもしれませんが
実際は単純な法則と簡単な英単語で構成されているため、一度組み方を理解してしまえば組むのは難しくないと思います。
デフォルト設定ではALT+mでマクロウィンドウが表示。
そこから編集したい部分のマクロを右クリック、編集で編集画面へと移動できます。
直接コマンドを打ち込んでもいいのですが
エモートパレットにあるものとスキル・アイテムに限っては、アイコンを行にドラッグすると自動で記述されて便利です。
1つのマクロにつき合計5行分の記述スペースが用意されていますが、必要の無い部分は空白のままで構いません。
マクロを実行した場合、ここに書かれたコマンドが数字の順番通りに実行されます。
コマンド名のあとに記述が必要な場合は半角で空白スペースを入れないと上手く動作しません
文章だけでは分かりにくいと思うので、実際に組んである簡単な挨拶マクロを使って詳細の説明をします。
1 /bow 2 /emote は<t>に挨拶をした 3 /say こんにちは 4 /wait 15 5 /delight
1行目の/bowはエモートパレットの会釈にあたる行動です。
エモートはコマンドの名前を覚えていなくてもアイコンのD&Dで設定できます。
2行目は名前+メッセージが青文字で表記される/emoteを利用したコマンド。
このコマンドに限った事ではありませんが、コマンド名のあとに記述が必要な場合は半角で空白スペースを入れないと上手く動作しません。
また、<t>の部分は現在のターゲットの名前に自動的に置き換えられます。
現在ターゲットしているものがない時は、TARGETという文字に置き換えられてしまうので注意しましょう。
3行目の/sayは例外的に省略可能なので、特にこだわりの無い場合は書かなくても構いません。
4行目の/waitは直後の数字の分だけ次のコマンドの実行を待つコマンドです。
このマクロの場合、次のバルーンと吹き出しが被ってしまうので吹き出しが消えるまでに時間を置いています。
5行目の/delightはキャラの上に♪を表示します。
基本要素を交えて説明しましたが、コミュニケーション用途のマクロならこの応用で概ね事足りると思います。
自分だけのマクロを組んでプレイをより楽しみましょう。
ちなみにマクロのアイコンはアイコン部分をダブルクリックする事により変更が可能で
選んだアイコンの右下には自動でMの表記がされます。
この時選べるアイコンの中には見慣れないバルーンが数多く含まれており
今後実装されていくものだと思われます。
組んだマクロはマクロウィンドウからダブルクリックかショートカットに登録する事で使えるようになります。
基本的に画面が狭いのでショートカットに入れての使用がおすすめ。
また、マクロ実行中に他のマクロを割り込ませる事は不可能で
実行していたマクロが終了した後に割り込みをかけたマクロが実行される事もありません。
戦闘用の実用的なマクロの作成は現段階では難しいようです。
今後、仕様変更やコマンドの増加があれば事情は変わるかもしれませんが
スキルの使用が1マクロにつき1つという制限があるため、通常のスキルの使用と何ら変わらないマクロしか組めません。
/sayとエモートパレットのバルーンにあるものは使えるので
コミュニケーション手段としての利用は十分出来ますが、戦闘の補助となると回復要請や逃走指示程度が限界かもしれません。