単結晶切り出し


実験ノート

色々と注意点など

  • 使用前、使用後は油受けを掃除する。
    • 破片が飛んだときに見つけやすい、区別つけやすい
  • 蝋は全面にたっぷりとぬる
    • 破片が飛んでいきにくい、割れにくい
  • 刃が十分に下がってくれない場合あり
    • 横の黒丸を回してあらかじめDOWNさせておけば、解決する?
    • どうしても下がらなかったら、とりあえず刃を横に動かしてできるかぎりのことをする
    • もしかしたら、新しい五軸ゴニオの背が低いせいかもしれない
  • 飛んだ破片はできるかぎり回収する
  • 最低限の厚さは、0.4ミリ。
    • 足立さんの経験上。

使い方

  1. 素焼き板に、試料を蝋で固定する。
    • ヒーターの使い方(設定200℃)
    1. 横の銀レバーで、電源を入れる。
    2. ボタン: 612006
    3. 素焼き板と試料を常温から温めていく。急に温めるのはよくない
    • 温まったらピンセットを使って試料を素焼き板に固定する。
      • 切り分けた試料の両方ともが固定されるように配慮する
  2. 素焼き板をゴニオに乗せる
    • ゴニオはビニールをかぶせて、油からまもる
  3. MARUTOのカッターにゴニオなどをセットする
    • 注意カッターの歯を十分に上げておくこと。ここで歯を壊す人が多い。
    • 左右振りの調整をする。なるべく動きにくいようにセットすると、結果的に振り幅が小さく調度よくなる。
    • 刃の直下に試料を位置させる。
    • 主軸回転:6500 左右振り幅:10 上下降り幅:10
    • 油が手につくと荒れる。いやだったらゴム手袋を。
  4. カッタースタート
    • 左から順に、主軸、ポンプ、左右、上下と押して開始する。
    • 油が足りなかったら、足す。
  5. カッター終了
    • 逆の順番で。
    • とにかく、カッターの刃を折らないように細心の注意を。