CPUカービィ(DX)

CPUの行動まとめ(DX)

CPUカービィ(DX) †

「ぽよよーい！！」

CPU概要 †

前作では強判定及び超性能のワザの数々から、
初登場で「お手軽最強キャラ」としてスマブラの世界にその名を轟かせ、
多くのプレイヤーから好まれると同時に恐れられもした、ピンクの悪魔ことカービィ。
しかし今作ではその事に対する一部のプレイヤーのブーイングからか、
はたまた製作者側の意向(大人の事情とも言われる)からか、
かなり性能を下げられ、3弱という前作とは真逆のポジションに真っ逆さまに転落。

そのせいか、すいこみの乱用やらファイナルカッターの乱用やら、ストーンの自動解除待ちなど、戦法がやたらとヤケクソになってしまった。
その凄まじさは・・・皆様方の目でご確認ください。

ワザリスト †

＊なお、表で「-」と表記されているものはダメージを与えられないワザ表します。

＊使用頻度(どのくらいの割合でそのワザを使うか)はE〜Sの6段階評価です。

行動パターンについて †

すいこみとコピーの不思議で悲しい法則 †

CPUカービィの弱点その1。
前述のワザリストを見ていただくとお分かりになると思うが、
CPUカービィはすいこみを、こちらが飽きるってくらいに多用してくる。
使ってくる間合いもほぼ一定な上に後隙が大きいため、
緊急回避で後ろに回り込めば･･･後は言うまでも無いだろう。

ここまで書くと他のCPUにも似たような事が言えるが、
問題は「すいこんだキャラのワザをどう使うか」である。

一言で言うとほぼ使いこなせていない。
使い方がいいものもあれば悪いものもありと、あまりに両極端である。
どうやら使うタイミングなどの細かい動作は、コピー元の動作を真似して使用している模様。
以下はコピーしたワザの使い方に関するまとめである。

・ファイアボール(マリオ＆ルイージ)
・アイスショット(アイスクライマー)
・カプセル(ドクターマリオ)
・クッパブレス(クッパ)
・ネールの愛(ゼルダ)
・仕込針(シーク)
・シェフ(Mr.ゲーム＆ウォッチ)
→中距離及び近距離から(一部は歩いて間を詰めてから)放つ。
クッパブレスは本家と同様にガケ際でも使う。
総じて使い方はカービィのコピーワザの中では比較的まとも。


・ジャイアントパンチ(ドンキーコング)
・チャージショット(サムス)
・シャドーボール(ミュウツー)
→本家よろしく、相手が遠くにいたりする時やガケ際にいる時に限り溜めを行い、
それ以外の場合は溜め無しで使う。
それ以外でも溜めれるタイミングはあるでしょうに。

・弓矢(リンク)
・炎の弓矢(こどもリンク)
・ころがる(プリン)
・シールドブレイカー(マルス)
・エクスプロージョン(ロイ)
・PKフラッシュ(ネス)
→一切溜めを行わない。
弓矢と炎の弓矢及びPKフラッシュは飛び道具としての意味をほとんどなさず、
シールドブレイカーとエクスプロージョンは大して怖くはない。
ころがるに至ってはもはや攻撃判定も発生しない、ただの転がってるピンクボール。
おまけにそのまま場外に落ちれば、尻もち落下でTHE・END。 誰かCPUカービィに「溜め」の概念を教えてください。


・でんげき(ピチュー＆ピカチュウ)
・ブラスター(フォックス＆ファルコ)
→遠距離からチマチマと撃ってくる。
ピチューのものは本家と同様ダメージを受けてしまうが、CPUカービィはそんなことは気にしていないようだ。


・ファルコンパンチ(キャプテン・ファルコン)
・魔人拳(ガノンドロフ)
→相手との距離が近かったりすると使ってくるが、ほとんど当たらない事が多い。

・キノピオガード(ピーチ)
・たまご産み(ヨッシー)
→使うタイミングはあまりはっきりせず、わけの分からないタイミングで使うことも多々ある。


・・・とこのように(一部をのぞいて)ひどい有様である。
誰かCPUカービィに飛び道具の概念を教えてあげてください。
ただしコピー元の動きを真似しているという以上、本家にも(完全にとは言わないが)そういう(欠点である)部分があるということでもあり、
一概にCPUカービィがダメうまく活用できていないというわけではない

ちなみに、カービィを吸い込んだときに場合は即座に吐き出す。
その賢明な判断は、別のところで活かして欲しいものだが。

「これってすいこみに限ってのことでしょ？何もそんな風に書かなくたって。」
ご安心を。そんな風に優しくおっしゃる皆様の予想を裏切ってくれるのが次です。

ストーンの解除方法は待つに限る †

CPUカービィの弱点その2。若干高めに浮かされると即座にストーンで反撃をしてくる。
使用タイミングが分かりやすいので、慣れれば簡単に避けれる。
一応これも致命的な弱点ではあるが、それ以上にひどいのが、
ストーンを使用した際、(プレイヤーの判断や戦術、状況にもよるが)
大方のプレイヤーは攻撃が当たった(もしくはガードされた)時点で攻撃を解除するだろうが、
CPUカービィは時間経過による自動解除まで、一切ストーンを解除しようとしないのだ。

もちろん隙だらけ。つかんで投げるなり、解除されるタイミングを見計らって、
スマッシュホールドで強化したスマッシュを叩き込むなり、自由に調理してやろう。
またストーンは地形の影響受けるため、
前述の事と相まってCPUカービィの自滅の要因の一つにもなっている。
(例:グリーングリーンズのブロックの上でストーン→ブロックを壊しながら落ちていく)
(例2:神殿の下層の緩やかな傾斜のある部分で使用→そのまま滑りながら落ちていく)
人はその様を見て言うであろう。「どうしてそうなる」と。

何があろうとも自動解除まで石であり続けようとするカービィの姿には、
まるで自身の性能の低さを悟ったかのような雰囲気を放っている・・・気がするかどうかは人次第。

いっやー！えい！いっやー！えい！戦うのいっやー！ †

CPUカービィの弱点その3。遠距離及び中距離では、とにかくファイナルカッターで弾幕を貼ってくる。
最後のカッター弾は相殺できないので少々厄介だが、裏を返せばその点以外は脆いとうこと。
後隙が大きく判定が弱い上に背後はがら空きなので、そこに回って攻撃を当ててしまえばいい。
強判定ワザ持ちのキャラなら、正面からでも楽勝だろう。

使用率はタイトルの通り、「戦うのが嫌だから、そのための正当防衛」
と言わんばかりにバンバン使ってくる。
(例えが分かり辛いのは使用です。あしからず。)
まあ結論を言うと「避けやすい」のである。

実は強い二つの空中攻撃 †

これまでCPUカービィの欠点ばかりをあげつらってきたが、
実はカービィは二つの強力で恐ろしいワザを持っているのだ。
それが空中後(ドロップキック)と空中上(トリプルアタック)である。

この二つはカービィの空中攻撃、いや全攻撃の中でもかなり強い部類に入り、
カービィのジャンプ力の関係上、下手すると強く吹っ飛ばされてしまう危険がある。
要警戒。

え?それならコピーしたファルコンパンチとかの方が強いって?

・・・。

まとめ †

・すいこみをしてきたら後に回れ!
・ファイナルカッターで弾幕を貼ってきても、後に回れ!
・ストーン中は隙だらけ!一発お見舞いしてやろう! ・可愛くて倒すのが忍びないのなら、負けるのもアリだ!!
弱体化の影響がCPUにまで及んでしまったカービィだが、
彼(?)は7年の歳月を経て、一段と、いや、何段も成長して帰ってきたのだった・・・。