ドンキーコング(64)

ドンキーコング †

キャラクター特性 †

長所

• 重たいのでふっとびを受けにくい。
• 攻撃力が高く、ワザのリーチも長い。
• 掴みリーチが長く、出も早い。
• 最強の単発ダメージ蓄積ワザ、ジャイアントパンチを持っている。
• リフティング自殺ができる。猶予は少ないがリフティングハメも可能。
• スピニングコングで水平距離を稼ぎやすい。

短所

• 初心者向けではない。
• 判定が弱い技が多く、空振りすることがある。
• スマッシュ攻撃の発生が遅い。
• 多くの技は隙が非常に大きく、反撃を食らいやすい。
• 空中技が弱い。
• サイズが大きいため、技を食らいやすい。コンボを食らいやすい。
• 復帰ワザに上昇力がないため、メテオや低く飛ばされることに弱い。
• スピニングコングの復帰はサムスなどに投げハメで詰むことがある。

各種ワザ解説 †

ワザリスト †

弱攻撃 †

• A
  相手を小突くようなジャブ。密着した相手にはとりあえずコレを。
  弱2に繋げてもいいし、止めて相手の出を伺うのもいい。

• A
  大きく振りかぶってのアッパー。
  基本的にはこの2発目まで繋げて距離を空ける。
  弱攻撃の割には攻撃力が高いが、弱攻撃の割には少々後隙が大きいので、そこには気をつけて。

ダッシュ攻撃 †

• ダッシュA
  足裏で敵を蹴っ飛ばす。
  ダッシュ攻撃としては発生も遅く、移動距離が短い・吹っ飛ばしが固定・そして何より後隙が半端なく長い。
  性能の悪いところが3拍子揃っているという、恐ろしいほどに使いづらい技。
  当てようが当てまいが、スマブラに慣れた人からはまず間違いなく反撃を食らう。
  一応当てれば浮かせれるのでコンボに使えない事は無いが、
  それなら別のワザの方が安定するという、ホントに可哀想なワザ。暴発に注意したい。

強攻撃 †

• 横A
  一歩踏み込んでストレートパンチを繰り出す。リーチが長く、威力もまあまああるが、出は若干遅い。
  攻撃判定より先に食らい判定が前に出るため、決して使い勝手の良い技ではない。
  基本は下強で。
  

• 上A
  蜘蛛の巣を払うようになぎ払う攻撃。威力は高めで、そこから追撃できることも多い。
  自分の後方まで攻撃が届くが、その間技が持続しているため後隙が長いことには注意。
  一方、前の判定はほとんどない。 一応ダメージがたまっていればフィニッシュにも使えるので、使い勝手は悪くない。
  

• 下A
  足元を手でなぎ払う。威力は微妙だが、リーチが長め。
  発生こそ平凡なものの後隙が短く連発も可能と、使いやすく、実質上の弱攻撃として使える。
  しゃがみカウンターから出せる上に相手のダメージが溜まっていないとバシバシヒットする。横強と同じく、牽制や間合い取り・復帰阻止に使える。

スマッシュ攻撃 †

• 横スマ
  かなり溜めてから前に高威力で吹っ飛ばしの強いビンタを放つ。
  威力、吹っ飛ばし共に高いが、発生がかなり遅いため、気軽に出さないように。

• 上スマ
  真上を両手でプレス。地面近くには判定がないので注意。やはり威力は高い。
  空下などから確定で入るときがある。

• 下スマ
  大きく開脚しながら一回転。
  回転中の威力と吹っ飛ばしがどれも一定なので助かる。
  ただ、若干後隙が大きめなのと、頭上が無防備なので注意。

空中攻撃 †

• 空中N
  両腕を広げて１回転。割と広範囲に出るので、困ったらこれ。ただしやや持続が短いので気をつけよう。

• 空中前
  両腕を合わせて一気に振り下ろす。メテオ技。
  ただし、正確には真下ではなく前寄りの斜め下に攻撃判定が出る。
  その上、判定は前の方に出ているので、足場の上から安全にメテオでKOすることもできうる。

• 空中後
  後ろにドロップキック。リーチが長く優秀。 ただし持続が長いためそこを狩られやすい。おまけにそれほど判定が強いわけでもないのであまり過信はしないこと。
  

• 空中上
  空中版の上強。…と言いたいところだが、こちらは威力・吹っ飛ばし共に低く、
  反撃を受けることも少なくない。ダメージが溜まっていない相手には当てないように。

• 空中下
  メテオ。ドンキーはメテオ技を2つも持っていてお得だ。

つかみ・投げ †

• つかみ
  リーチが異常に長い。積極的に狙っていこう。

• 前投げ
  相手をリフティングする。
  相手の蓄積によっては前投げからゴリパンが入ることもある。
  威力はそこまで高くないので、相手低蓄積で崖を向いて掴んだなどでなければ、後ろ投げを。
  
  リフティング状態のまま飛び降りて道連れするという「黒い手」という悪魔の技を使うことができることは、あまりに有名。
  これにより、自分にかなりのダメージが溜まっている時や、相手のストックが残り1の時に、
  無理やり有利な状況もしくは勝利に持ち込むことができる。
  ただし、途中で抜け出されるなどして相手だけが生還する可能性もあるほか、
  やりすぎると友達に嫌われるおそれがあるので注意。

• 後投げ
  吹っ飛ばし強力。崖を向いて掴んでいても、ある程度の蓄積があるならこれを。
  そして、その吹っ飛ばしと同じぐらいのインパクトがあるのが、そのモーションの速さ。
  まさに一瞬で投げる。

必殺ワザ †

• B
  通称ゴリパン。最大まで溜めると、スマブラ64中、一撃での最大のダメージ蓄積量を持つ。また、吹っ飛ばし力も凄まじく、ネスのPKサンダー体当たりに次ぐ吹っ飛ばし力である。
  前隙は少し大きめだが、地上でMAXゴリパンを打った場合かなり前進してから打つので、
  奇襲しつつ打ち込むことができる。そのため、前隙はあまり気にならない。
  反面、後隙はかなり大きいので注意したい。
  空中ではどれだけ溜めても移動はないが、スティックによる左右反転ができるため機転が利く。
  相手の一瞬の隙を突いて、MAXゴリパンを叩き込んでやりたいものだ。

• 上B
  全身を回転させる。ドンキーにとって大切な復帰技。
  一部では「ゴリコプター」と呼ばれている。
  ガードからガーキャンとして直接出せるので切り返しに使えるほか、
  一定のそこそこ強い吹っ飛ばしを持っているので、復帰阻止にも使える。
  相手によっては、リフティング後ジャンプからの投げ→空中Jコプターが決まり、
  これだけでかなり追い詰めることができる。リンクは死ぬ。
  
  欠点としては、地上で使うと少し滑ってしまうという所が厄介。
  空中でもワザを出し切る前に地面に着くと同様の事態に。
  そのためスティック操作を誤ると、そのまましりもち落下に移行し自滅することも。
  
  サムスのグラップリングビームには勝てない。高さが足りなくなると延々投げられて何もできずに詰む。
  リンクやヨッシーは猶予が小さいのでハメが決まらないこともあるがサムスは容易に決められてしまう。
  ワイヤー投げで投げハメがありうる点には注意したい。

• 下B
  地面を両手で叩き、衝撃波を発生させる。吹っ飛ばし固定ワザ。
  相手がほどよく浮くので、MAXゴリパンが確定で入ることが多い。
  隙は大きいので、慎重に。

立ち回り・戦略など †

立ち回り †

掴みリーチの異常な長さは前述したとおりなので、積極的に狙っていこう。
ただしそれだけでは読まれるので、横強や下強などの強判定技、
各種空中技などを織り交ぜて戦おう。 ゴリパンも隙を見つけてはちょくちょく溜め、使いどきがきたら強引にねじ込もう。
幸い判定も強いので、よほどの事がなければ判定負けは少ないだろう。

復帰 †

空中ジャンプ→上Bの一択。上Bは判定こそ強いが縦復帰に関しては絶望的なので、崖よりも少し上を目指して降りるといい。

復帰阻止 †

崖際から下強や、崖ギリギリで空下、崖につかまろうとする相手には横スマッシュ下シフトなど。
やや上から復帰してくる敵に対しては空前および上Bを。
自身の復帰力が低い為、無理な阻止は禁物だ。